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ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本 (集英社文庫)

ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本 (集英社文庫)

ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本 (集英社文庫)

作家
湊かなえ
出版社
集英社
発売日
2023-12-20
ISBN
9784087445961
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「ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本 (集英社文庫)」のおすすめレビュー

小説家・湊かなえの苦闘の日々…“イヤミスの女王”の素顔に迫る、作家生活15周年記念本

『ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本』(湊かなえ/集英社文庫)

 日本を代表する小説家・湊かなえがデビューしたのは、2008年のこと。今年は彼女の作家生活15周年に当たる年だ。我が子を校内で亡くした女性教師の復讐劇を描いた『告白』(双葉社)で鮮烈なデビューを飾り、『少女』(早川書房)、『贖罪』(東京創元社)を立て続けに刊行。その後も第一線で活躍を続け、15年間で刊行したのは小説だけで26冊。“イヤミスの女王”として知られる彼女は、その日々をどんな思いで駆け抜けてきたのだろうか。

『ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本』(湊かなえ/集英社文庫)は、そんな湊かなえのこれまでの歩みを総ざらいする1冊。なんて豪華な本なのだろう。これまで刊行された全作品の紹介やロングインタビューがあるのはもちろんのこと、淡路島で暮らす湊の日常に迫ったドキュメントや、彼女が強く影響を受けたという漫画『ベルサイユのばら』の著者・池田理代子との対談、さらには、書き下ろし小説まで収録されている。この本を読めば、湊かなえという小説家をもっともっと深く知…

2023/12/20

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ダイヤモンドの原石たちへ 湊かなえ作家15周年記念本 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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starbro

湊 かなえは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者作家生活15周年記念本でした。 オススメは、何とダイヤモンド贈呈付「特別対談 池田理代子×湊かなえ」&「デビュー10周年47都道府県サイン会ツアー」です。 最近スランプだったようですが、著者には「告白」を超える作品で直木賞を堂々と受賞していただきたい。直木賞を期待してこれからも読み続けます。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744596-1

2024/02/06

よつば🍀

湊さんのデビュー15周年記念作品。冒頭の池田理代子さんとの対談から興味深く読んだ。私も『ベルサイユのばら』は全巻購入して読んでいたけれど、単純に好きとか面白かったという感想しか記憶にない。湊さんが登場人物の台詞に感銘を受け物語の深い部分まで読み解いている事に、やはり作家になる人は違うなと感じ入った。他には全小説作品紹介やロングインタビュー、高校生の為の小説甲子園、短編小説2編も収録されていて盛りだくさん。全編を通して私がイメージしていた通り自分をしっかり持っている方との印象を受けた。湊ファン必読のお宝本。

2024/04/24

カブ

湊かなえ先生15周年おめでとうございます。憧れの池田理代子先生との対談、全作品紹介、書き下ろし小説など盛りだくさん。未来の小説家にたいする暖かい眼差し、大ファンじゃないけど、応援してます!

2024/01/14

さち@毎日に感謝♪

湊かなえさんの作家15周年記念本。全小説27作紹介を読んで、まだ読んでいない本を読みたくなりました。サイン会を47都道府県全て行ったのが凄いです。一度サイン会に行ってみたいなぁ。

2024/03/12

ノンケ女医長

作家15周年記念本にふさわしい内容。たくさんの魅力が詰まっている。心身をすり減らしながら書き上げた小説を、また読み返したいし、湊かなえを今後も追いかけたい。読者を大事にしている姿勢はやっぱり素敵だ。全力疾走の原動力は、著者自身が大切にされているんだろうね。いろいろな視点と感性も滲み出ていて、本当に素晴らしい作品。

2024/03/18

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