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ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

作家
原田マハ
出版社
集英社
発売日
2015-06-25
ISBN
9784087453270
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あらすじ

ジヴェルニーに移り住み、青空の下で庭の風景を描き続けたクロード・モネ。その傍には義理の娘、ブランシュがいた。身を持ち崩したパトロン一家を引き取り、制作を続けた彼の目には何が映っていたのか。(「ジヴェルニーの食卓」)新しい美を求め、時代を切り拓いた芸術家の人生が色鮮やかに蘇る。マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌら印象派たちの、葛藤と作品への真摯な姿を描いた四つの物語。

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

大好きな原田マハさんの作品だけど、美術史の知識がないのと自分のジャンル外でして、読むのに大苦戦!自分の知識のなさに自己嫌悪でした。短編なのでなんとか読めました。『タンギー爺さん』と表題作『ジヴェルニーの食卓』は面白かったです!

2015/09/24

yoshida

マティス、ドガ、セザンヌ、モネ達、印象派の画家を掘り下げた短編集。絵画が出る度にネットで画像を検索しつつ読んだ。マティスとピカソのライバル関係。マグノリアの花も興味深く見る。ドガとモデルにしていたバレエの少女マリーの関係。マリーはエトワールになれずオペラ座を去る。ドガの造った少女の像を見ると、マリーのその後が気になる。モネと娘のブランシュ、そして友人のクレマンソー。白内障に悩むモネはブランシュとクレマンソーの助けもあり手術。睡蓮を仕上げる。美術史に詳しいと、一層楽しめる作品。印象派への知見が広がりました。

2016/09/10

Yunemo

「エトワール」「14歳の小さな踊り子」、今思えば確かに圧倒されて見入った経緯が浮かびます。一瞬の中に見る永遠の美、まさにその通り。まして、この作品制作のバックグラウンドにこんな物語があったなんて。「ラ・ジャポネーズ」のカミーユの生活がこんなだったんだって。1枚の絵画に託された想い、熱情、吸収しきれません。それよりも妙な反発を受けてしまう、そんな感じを受けて眺めているのが実情。4人の美の巨匠を女性の視点で描かれる物語。これら4作品、史実に基づいたフィクションと言いながら、まさに現実的。読後に鑑賞したかった。

2015/11/01

佐々陽太朗(K.Tsubota)

京都市美術館で開かれたモネ展を訪れるにあたり、頭の中を美術鑑賞モードにしようと読んだ本です。帯の割引引換券で入館料を100円割り引いてもらいました。(笑)モネ展ではジヴェルニーの家の庭を描いた多くの作品を観ました。本書を読むことで展覧会が味わい深いものとなり、逆に実際に画を観ることで濃密な読書を楽しむことができました。同日訪れたお隣の京都国立近代美術館の企画展「オーダーメイド:それぞれの展覧会」ではアンリ・マティスの「鏡の前の青いドレス」を観ることもできた。僥倖と言わねばなるまい。幸せな一日になった。

2016/04/05

あつし@

読みかけ&積ん読本集中整理中。「楽園のカンヴァス」に出会って以来、原田作品は、ほぼ外れなく読書の楽しみ、喜びを教えてくれる良作ばかりだ。この作品は、ストーリーテラーとしての原田さんではなくキュレーターとしての原田さんが4人の巨匠の周辺に実在した人物の視点で画家の素顔の一面を描いてくれている。またいつか心落ち着ける日に画集や画像を見ながらゆっくりと再読して味わいたい。

2016/08/21

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