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幸せ嫌い (集英社文庫)

幸せ嫌い (集英社文庫)

幸せ嫌い (集英社文庫)

作家
平安寿子
出版社
集英社
発売日
2018-02-20
ISBN
9784087457056
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幸せ嫌い (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ひろちゃん

結婚相談所で働き始めるという小説だったー!誰かに幸せにしてもらいたいと思うとすれ違いばかり。苦楽を共にすることって素敵じゃない?って終わりかただった。苦楽を共にできる相手!出来たことないけど幸せだろうなー!でも関係がうまくいかなかったら家が息苦しいっていうふうになるから嫌だ!でも私も結婚してみたい

2019/03/08

のんちゃん

OLの麻美は堅実な婚約者がいながら、別の男性に運命の恋を感じ、婚約を破談にしたが…その後、結婚できないまま三十路を迎えた麻美は、母親の計らいで遠縁の克子が経営する結婚相談所に転職し、自身の婚活を始めとして、結婚に深く関わっていくようになるというお話。経営者克子も他の従業員も結婚相談所の会員も、良く言えば個性的で悪く言えばはちゃめちゃである。が、彼らを通して現代の結婚事情の困難さがよくわかった。結婚も未婚も非婚も、長所、短所が当然あり、いずれも自分を見失わない事が大切なのでは?と改めて考えさせられた。

2018/03/11

シオウ

章タイトルに「結婚したきゃ、頭をお下げ」「結婚不可人種のあなたたち」など強烈な言葉が並ぶ。結婚相談所を舞台に難アリな面々が、同じく難アリな男女を「結婚可能人種」へ育成していく。歯に衣着せない物言い、難アリ人物を黙らせる口八丁。こういう小説を「刺さる」「痛快」と言うのかもしれないが、個人的には納得度より不愉快度高め。特に自分棚上げ主人公が他人を見下して説教するとこなんかは不快だったな。終盤、難アリ男女が変わっていく姿は良かったけど、肝心の主人公は大して変わらず。今のままなら当分結婚できなくていいんじゃない?

2022/04/11

きょう

恋愛のゴールである結婚。いや、そうじゃないよ!のお話。所長いうところの結婚できる人に納得。一緒にいるうちに馴染んで情が湧くもので。合コンで会う男に受けるメソッド、と使う女子は本当に苦手だったけど、麻美本人はその皮を剥いたらどんな人間なのか、わからないままで終わりました。おそらく主人公なのに…。好きな物がはっきりしない人と結婚した場合、相手を喜ばせるのが難しいのでは。今の麻美では、やっぱり相手が気の毒。

2020/01/26

ベローチェのひととき

所長の克子さんを筆頭として、恐ろしく胡散臭い人たちが運営している結婚相談所の話である。胡散臭くはあるが、その方が世の中上手くいくのかもしれない。克子さんの話については、なるほどなと思えるところが多々あった。主人公は緑川にぞっこんであるが、母親と同居していて周りに姉さん方がいるようなところへは、絶対に嫁がない方がよいと思う。

2018/03/25

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