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オバさんになっても抱きしめたい (祥伝社文庫)

オバさんになっても抱きしめたい (祥伝社文庫)

オバさんになっても抱きしめたい (祥伝社文庫)

作家
平安寿子
出版社
祥伝社
発売日
2017-07-12
ISBN
9784396343316
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ジャンル

オバさんになっても抱きしめたい (祥伝社文庫) / 感想・レビュー

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優希

バブル世代とバブル後の上司と部下の世代ギャップを描いています。どちらが良いとかではなく、自分なりの道を歩もうと思わされました。バブルもゆとりも知らない世代としては物語そのものが興味深かったです。

2020/10/25

のんちゃん

経済低迷期に育った美結の会社の上司里佳子はバブル期に20代を過ごした女だった。価値観や生き方は違えど、二人とも結婚が目下の重要課題だ。一章毎に二人が交代で心情を吐露する構成となっている。水と油の彼女達はわかりあえる日が来るのか⁈どちらの心情もわかりやすく、楽しい読書だった。平先生、やっぱり好きだなぁ。

2018/02/09

まつこ

バブル女、強い!この前向きさが幸せを呼ぶのか…。こうはなれないと思いつつ、羨ましくなってしまう。

2022/10/04

なおお

アラサーOLとバブル女の「痛快ジェネレーションバトル小説」。楽しく読みました。 物心ついた時から不景気で、質素倹約が身についた美結(みゆ)と、バブル期に青春を謳歌して、40を過ぎても前向き、イケイケドンドンな理佳子は、互いに反駁し合う。 バブル期を過ごした身として、年は理佳子の方が近いが、アラサーの頃の自分を思い起こすと、美結の気持ちが痛いほどわかる。 最後の本音のぶつかり合いの場面が良かった。さすが年の功の理佳子。 いろんな評があるが、私としてはなかなか面白かった!

2022/05/05

yamakujira

ロスジェネ世代とゆとり世代のはざまに生まれた美結は入社6年目のOLで、先輩OLの里佳子の言動にいちいち苛立つのは、里佳子が忌まわしいバブル世代の象徴だから。不景気な時代しか知らずに消極的で内向的で堅実で臆病な美結と、バブルを謳歌した経験から積極的で活動的で自信過剰で強気な里佳子、わかりやすい世代間ギャップがおもしろいけれど、ふたりとも結婚に憧れるのがつまらない。自分は年齢的には里佳子に近いのに、バブル世代を非難する美結に多く共感できるのは、異性だから、というより各個人の価値観だろうな。 (★★★☆☆)

2020/11/04

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