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ジョッキー (集英社文庫)

ジョッキー (集英社文庫)

ジョッキー (集英社文庫)

作家
松樹剛史
出版社
集英社
発売日
2005-01-20
ISBN
9784087477771
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ジョッキー (集英社文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

かなりの秀逸な競馬の作品ですね!主人公はもちろん、登場する様々な調教師、厩務員、そして後輩の騎手、同期の騎手やら出てくる登場人物も個性的であり、競走馬も個性的で、この個性的な登場人物達によって形成される人間模様は引きこまれて、自分が競馬サークル内にいる雰囲気にさせてくれます(^^)そして各章でのレースシーンもなかなかのもので、レースの迫力、騎手心理も堪能できました(^-^)競馬のわからない方でも、わかるようにうまく話(競馬の知識的な事)を折り込まれてますので、面白く読めると思いますよ(^-^)

2017/04/23

BlueBerry

競馬が好きな人には堪らない一冊かと。私は賭けることはしないけれども競馬自体をテレビで見るのは割と好きなのでこれも堪能できました。松樹剛史さんの本、一通り読もうと思いましたが利用している二つの図書館共に蔵書がありませんでした。已む無く3冊リクエストで相互貸借貸し出しになりそうです(笑。競馬に興味がある人にはお勧めできますね。

2013/11/30

ベローチェのひととき

妻から紹介されてネットで手に入れた本。主人公は実力はあるが乗る馬に恵まれず、いつも金欠に陥っているフリーの騎手、八弥。人生の運を感じる。もし違う厩舎の所属となっていたら、違った戦績を修められていたかもしれない。弟弟子の様に社交性があれば、もっと上手く立ち回れたかもしれない。でも自分の信念を持って物事にあたることは大切な事だよね。

2022/10/08

ブランドのアーメン

面白い。主人公が泥足していた過去を乗り越え、人間として成長し、馬と自分を重ね、邂逅する瞬間とその言葉は鳥肌もの。『もういいだろう、うしろは』、『前を向け』には本当に感動させられた。解説も非常に的を得ており、まさしく競馬を題材したこんな小説を読みたかったのである。

2015/05/10

Chiyoka

成績が振るわない騎手と冴えない馬が頑張って頂点を目指すサクセスストーリー的な作品を勝手に想像していたのだが、そんなに単純なものではなかった…汗。馬主、騎手、調教師、厩務員等、競走馬を育て上げる為に関わる大勢の人達の思いが八弥の視点を通じて語られる。馬の個性がしっかり描かれているのもよかった。リエラブリーとの別れに涙。ショウサンがかわいかった…つぶらな瞳を思い浮かべてしまう。

2018/03/01

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