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御不浄バトル

御不浄バトル

御不浄バトル

作家
羽田圭介
出版社
集英社
発売日
2010-07-05
ISBN
9784087713596
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御不浄バトル / 感想・レビュー

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優希

トイレの描写が多いのに戸惑いますが、トイレは渡辺にとって束の間の癒し空間なのですね。ブラック企業に就職してしまい、精神的に追い込まれる渡辺が唯一安心できるのがトイレというのが何と言っていいのか言葉に困ります。退社を決意したのに、平穏が崩れ始めるのも気の毒でした。テンポはいいですが、文字にするとちょっと分からない感覚は感じます。

2016/02/05

おかだ

なんか、何を思えば良いのか…。御不浄バトルということで、トイレの個室争いでもするのかと思いきや…ブラック企業に勤めトイレという唯一のオアシスでとことん癒されながら会社と戦う話だった。食べては排泄、ちょっと動いては排泄みたいな話なのでなんか気が滅入った。主人公は色々考えて計画的と見せかけて、やること荒いし諸々が雑なのでちぐはぐな人だなって印象。離職したところでその後の彼を裏社会が待ち構えていそう…大丈夫か。

2017/06/07

ゆにこ

羽田さん二作目。メタモルフォシスで強烈パンチを受けた後なので繰り返されるご不浄描写にも免疫が出来てしまった。ブラック企業って怖いわ。

2015/12/18

nyanco

悪徳販売業に努めている渡辺君。会社を辞めたい、でも出来ることなら会社都合で…。そのために会社の悪業をあばくはずが… そりゃタイトルから、ある程度のことは予想してましたよ…。でもあまりにもトイレの描写が多く、それも超リアル…。会社で安らげるのはトイレだけ…とトイレで食事をしたり、果ては… 顛末はとても面白く、あれだけ会社の悪行を憎んでいたはずなのに、結局、自分の保身に…ってあたりも羽田さんらしいのですが、読む人を選ぶ作品だと思いますので、くれぐれもお気をつけて。 続→

2010/07/24

キラ@道北民

羽田作品初読み。初めて読む作家さんは、もっと慎重に選ばないとダメですね(-。-;ご不浄ルーティンは分かりますが、何だか生理的にダメでした。何処かに面白味があるのかも?と最後まで読みましたが、ただ不快感だけが残りました。残念。

2016/03/02

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