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羽田圭介

羽田圭介 写真=宇都宮 修
職業・肩書き
作家
ふりがな
はだ・けいすけ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1985年、東京都生まれ。明治大学商学部卒。2003年、17歳の時に『黒冷水』で第40回文藝賞を受賞しデビュー。15年、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2003年
『黒冷水』第40回文芸賞
2015年
『スクラップ・アンド・ビルド』第153回芥川賞

「羽田圭介」のおすすめ情報

羽田圭介、約1年ぶりの最新刊『5時過ぎランチ』は「時間もコストもたくさんかかっているものすごくお得」【インタビュー】

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芥川賞を2015年7月に『スクラップ・アンド・ビルド』で受賞し、タレントとしても大ブレイク。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』では新レギュラーに抜擢され、ミュージカルの舞台に出演(!)するなど、羽田圭介のチャレンジ精神にはワクワクさせられっぱなしだ。

羽田圭介 はだ・けいすけ●1985年、東京都生まれ。明治大学商学部卒。2003年、17歳の時に『黒冷水』で第40回文藝賞を受賞しデビュー。大学卒業後、新卒で入社した会社に1年半勤務し、退社後の09年より専業作家に。15年、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞。近刊に、ゾンビもの長編『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』、私小説“風”長編『成功者K』がある。   約1年ぶりとなる小説最新刊『5時過ぎランチ』には、作家としてのチャレンジが多数盛り込まれている。エンタメ回路を完全開放した全3編は、ガソリンスタンドの店員・殺し屋・週刊誌記者─主人公たちの職業のリアリティを純文学的濃度で描きながら、彼らが巻き込まれた事件の顛末を追いかけていく。「お仕事小説」であると同時に、「犯罪小説」でもある…

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小説家・羽田圭介のミュージカル挑戦に期待の声

小説家・羽田圭介のミュージカル挑戦に期待の声

『成功者K』(羽田圭介/河出書房新社)

 2017年8月17日(木)より上演を開始する舞台「スコア!」で、小説家・羽田圭介がミュージカルに初挑戦する。相変わらずマルチな活躍を見せる羽田にファンからは「今度はミュージカルか! この人ほんとなんでもやるな!」「いい身体してるし舞台映えしそう」との声が上がった。

 羽田は『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞受賞後も、『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』や『成功者K』などを発表。一方で数多くのバラエティ番組に出演、デーモン閣下の楽曲の“作詞”を担当、ドラマ「富士ファミリー2017」で俳優デビューするなど、小説家の枠にとらわれない様々な活躍をし、人々を驚かせてきた。

 そんな羽田が今回ミュージカルに出演するということで、人々からさらなる注目を集めることに。同ミュージカルは、天才数学少年の「アルゴ」と天才作曲少女「カノン」の2人が音符と数字の精たちと一緒に、「自分がほんとうにやりたかったこと」を探すファンタジー作品。

 羽田の新たな挑戦にネット上では「羽田先生がミュージカル出るってまじ? 脚本とかじゃなくて?」「羽田…

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どこまでが実話!? 芥川賞受賞後、TVに出まくりファンに手を出す“成功者K”の運命やいかに?

どこまでが実話!? 芥川賞受賞後、TVに出まくりファンに手を出す“成功者K”の運命やいかに?

『成功者K』(羽田圭介/河出書房新社) お笑い芸人、又吉直樹と同じ回で芥川賞を受賞した小説家、羽田圭介。4度のノミネートの末やっと受賞したのに、話題を完全に又吉に持って行かれてなんだかかわいそう……となるかと思いきや、なかなかどうして受賞後はバラエティ番組に出まくり、お茶の間に顔を売ることに成功。そしてこの度、自らのテレビ出演経験をもとに、小説『成功者K』(河出書房新社)を上梓した。

本作の主人公〈K〉は売れない小説家だった。ところが、芥川賞を受賞したことがきっかけで、突然〈成功者〉となる。テレビ出演のオファーが殺到し、さばききれなくなるほどのスケジュールが入ると、自らギャラ交渉をするようになる。新幹線移動はグリーン車が当たり前。低層マンションの最上階角部屋の5LDKに引っ越し、メルセデス・マイバッハS600を乗り回す。交際相手がいるにもかかわらず、サイン会で美人のファンから連絡先を教えてもらうと、〈K〉自ら連絡をとり、ホテルで落ち合いセックスする。セックスの相手は美人ファンのみならず、大学時代の友人、タレントにまで手を広げ、ついには〈我がペニス…

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『火花』も『コンビニ人間』も採点! 芥川賞受賞作に“偏差値”をつけたら…

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『芥川賞の偏差値』(小谷野 敦/二見書房) 1935年の創設以来、純文学の最高峰として君臨し続ける芥川賞。歴代受賞作には遠藤周作、安部公房、大江健三郎ら世界文学史に残る作家たちの小説が名を連ね、今もなお、受賞発表には世間からの高い関心が集まっている。

しかし、実のところ芥川賞即ち名作、という公式は成り立つのだろうか? 『芥川賞の偏差値』(小谷野 敦/二見書房)は、第1回から2016年の第156回に至るまで、161もの受賞作品を「偏差値」という形でランク付けし、年代順に評していく衝撃の書評だ。文壇へのシビアな視線が物議をかもすこと間違いなしの内容は、全ての本好き必読である。

多くの小説家が目標とするほどに、権威が高まった芥川賞ではあるが、その選考基準には疑問も多い。かつては同人誌も選考対象だったのに、いつの間にか五大文藝雑誌に掲載された作品が大半を占めるようになった。新人の賞と言われている割には、複数回候補になり続けている作家もいる。何より、著者・小谷野 敦氏にとっての切実な疑問がある。芥川賞にはある性質があると指摘するのだ。 その最たるものは、受賞…

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デーモン閣下、5年ぶりのソロアルバムに芥川賞作家・羽田圭介が歌詞提供で話題に!「一体どんな曲になってるんだ…」

デーモン閣下、5年ぶりのソロアルバムに芥川賞作家・羽田圭介が歌詞提供で話題に!「一体どんな曲になってるんだ…」

『スクラップ・アンド・ビルド』 (羽田圭介/文藝春秋)

 デーモン閣下が、5年ぶりとなるソロアルバム「EXISTENCE」を2017年3月15日(水)にリリースする。同アルバムには閣下の書き下ろし楽曲のほか、芥川賞作家・羽田圭介が歌詞を提供した楽曲が収録されるとあり「芥川賞作家のヘヴィメタルってめちゃくちゃ気になるwww」「一体どんな曲になってるんだ…」「信者としてこのコラボはなかなか胸アツ!! 早く聴きたい!!」とかなりの注目を集めている。

 羽田圭介は2015年に『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞。デーモン閣下率いる「聖飢魔II」のファンであることは以前から公言しており、芥川賞発表の連絡を待つ間は、なんと閣下の真似をした“悪魔メイク”で待機していたという。これをきっかけに交流が始まり、今回のコラボに至った。

 アルバムには他にも、同じく芥川賞作家である長嶋有、『テラフォーマーズ』の原作者・貴家悠が作詞を手掛けた楽曲も収録される。この2人も同じく聖飢魔IIの大ファンであることで有名なため、「信者が閣下のために書いた歌詞ってかなり期待でき…

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『サラバ!』を経て、見えてきた新たな世界――。又吉直樹 ×西 加奈子『i(アイ)』刊行記念対談【後編】

『サラバ!』を経て、見えてきた新たな世界――。又吉直樹 ×西 加奈子『i(アイ)』刊行記念対談【後編】

西さん、目を逸らさない。突出しているんじゃないですかね、作家のなかでも。(又吉)

書いてあることは“今の世界”。ビビッドなうちに読んでもらえたらうれしい。(西)

愛があるかどうかは自分にしか、わからない

――アイはかけがえのない人たちとも出会っていく。親友となるミナ、そして初めての恋人となるユウ……。

西 種明かしになっちゃうんですけど、アイはIで、ミナはALL、ユウはYOU。ミナは最初、名前が違っていたんです。でも、その子が、私とアイちゃんにとって大きくて、「なんでこの子にこれほど頼ってんだろう」と考えた。そしたら、あ! これ、社会だ、世界だ、と思って、名前をミナに変えた。最近、友達がつらい経験をしたんです。それで話を聞いていたんやけど、「あんたがいてくれてよかった」って、何度もその子が言ってくれるの。でも、私からしたら、その子がええ子やから一緒におるわけで、「あんたやで」って思うのね。「みんながいてくれなかったら私はいない」というその気持ち自体はすごく美しいと思うんです。でも、そのレベルがとても大きくなったら怖いことになるなと。それこそ国があるから、…

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『サラバ!』を経て、見えてきた新たな世界――。又吉直樹 ×西 加奈子『i(アイ)』刊行記念対談【前編】

『サラバ!』を経て、見えてきた新たな世界――。又吉直樹 ×西 加奈子『i(アイ)』刊行記念対談【前編】

 直木賞受賞作『サラバ!』から2年。問い続けた末に生まれてきた新作『i(アイ)』は、“今”という時代に生きる意味を突きつけてくる一冊だ。それは小説家・西加奈子の切実な叫びでもある。かつて又吉から贈られた言葉は、この作品の執筆に大きな力を与えてくれたという。そんな二人が『i』について語り合う。さまざまなテーマが内包されている本書からあなたは何を受け取るだろうか?

「絶対、世界にアイはある」と、この小説で叫びたい。(西)

自分の痛みを痛がったらいかんねんって思う人たちを包む西さんの小説。それも愛やなと。(又吉)

又吉 “i”って、物語のなかの自分のことなのかなって、タイトルだけ見たら思うんですけど、ページを開くと1行目に「この世界にアイは存在しません」という言葉があって、読み進めていくうちに、“i”はいろんな“アイ”に結びついていく。もちろん自分のことでもあるし、数式のことでもあったり。

西 これ、高1のとき、数学の授業でほんまに先生が言ったんです。「この世界にアイは存在しません。」って。主人公のアイちゃんと一緒で、それに私もドキッとして。 又吉 へぇ。

西 …

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羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』柄本佑主演でドラマ化決定に「正解なキャスティング!」と喜びの声

羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』柄本佑主演でドラマ化決定に「正解なキャスティング!」と喜びの声

『スクラップ・アンド・ビルド』(羽田圭介/文藝春秋)

 2015年に第153回芥川賞を受賞した羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』が2016年12月17日(土)に単発ドラマ化されることが決定した。芥川賞作品、そして独特なキャラクターでメディアでも引っ張りだこの羽田の作品がついにドラマ化されることに「これは素直にうれしい! 絶対見る!!」「柄本くんが羽田さんのドラマに出るですって? その前までに読まなきゃーー」と喜びの声が挙げられている。  「スクラップ・アンド・ビルド」とは、scrap(取り壊す)とbuild(建てる)から、工事現場や組織などで無駄な部分を廃止し、新たなものに作り直すこと。同作『スクラップ・アンド・ビルド』は、勤務していた会社に嫌気がさし仕事を辞め、行政書士資格試験に向けての勉強をしながら就職活動をしているが、企業の中途採用試験には落ち続けている28歳、無職の青年・健斗が主人公。健斗は母親と87歳の要介護の祖父と同居をしている。「早う死にたか」と毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえようと、健斗はある計画を思いつく。衰え行く生の隣…

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