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羽田圭介

羽田圭介 写真=宇都宮 修
職業・肩書き
作家
ふりがな
はだ・けいすけ

プロフィール

最終更新 : 2019-11-18

1985年10月19日、東京都生まれ。明治大学商学部商学科を卒業。2003年、明治大学附属明治高校在学中に『黒冷水』(河出書房新社)で「第40回 文藝賞」を受賞しデビュー。同作品は日本図書館協会選定図書となる。2008年発売の『走ル』(河出書房新社)が、「第139回 芥川賞」の候補作に選ばれる。会社員として勤務したのち、2009年から小説家に専念。2010年発売の『ミート・ザ・ビート』(文藝春秋)が「第142回 芥川賞」の候補作に、2014年発売の『メタモルフォシス』(新潮社)が「第151回 芥川賞」の候補作に選ばれる。2015年には『スクラップ・アンド・ビルド』(文藝春秋)で「第153回 芥川賞」を受賞。

2012年発売の『盗まれた顔』(幻冬舎)が、2019年に「連続ドラマW」(WOWWOW)にて「盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」としてドラマ化。2019年発売の『ポルシェ太郎』(河出書房新社)のサイン会では、手作りクッキーをふるまったことが話題となった。同年、2017年から『週刊プレイボーイ』(集英社)にて親しまれる連載が単行本になった初エッセイ『羽田圭介、クルマを買う。』(集英社)が発売。

2013年にTwitterを開設。執筆活動のほか、2015年に「アウト×デラックス」(フジテレビ系列)、2017年に「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系列)に出演。2017年よりレギュラー出演の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系列)、2019年より木曜日のパーソナリティーを務めるラジオ番組「ACTION」(TBSラジオ)など、テレビやラジオでも活躍。YouTubeチャンネルを開設し、2018年より自身の作品の朗読などの動画を著者自身が撮影や編集などを担い配信。事務所には所属せず、自身でスケジュール管理などを行う。

著作にはほかに『不思議の国のペニス』(河出書房新社)、『御不浄バトル』(集英社)、『ワタクシハ』(講談社)、『不思議の国の男子』(河出書房新社)、『隠し事』(河出書房新社)、『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』(講談社)、『成功者K』(河出書房新社)、『5時過ぎランチ』(実業之日本社)などがある。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2003年
『黒冷水』第40回文芸賞
2015年
『スクラップ・アンド・ビルド』第153回芥川賞

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目標は歌手への楽曲提供! 羽田圭介が新ラジオ番組で作曲家を目指すと宣言!

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 又吉直樹との芥川賞同時受賞後は、テレビ番組への出演も急増。俳優としてのドラマ出演、YouTubeチャンネルの開設など、作家の枠を超えた活動を続けてきた羽田圭介。4月1日から始まるTBSラジオの新番組『ACTION』では、木曜日パーソナリティーとしてのレギュラー出演が決定した。実は熱心なラジオリスナーでもある羽田圭介のラジオとの関わりと、同番組で思い描く「作曲家を目指す野望」について話を聞いた。

■ハガキ職人は邪魔! くらいに思っていた

――過去のエッセイでは、伊集院光さんやさまぁ~ずさん、小堺一機さん、関根勤さんのことを「青春時代のラジオスター」と書かれていましたよね。学生時代は熱心にラジオを聞いていたんですか?

羽田 そうですね。中3のときにコサキン※1をたまたま耳にして、小堺(一機)さんがすごい下ネタを喋っているギャップに驚いて。そこから同じ深夜のUP'S※2の伊集院(光)さんや爆笑(問題)さんの番組を聞くようになりました。それがJUNKになり、『極楽とんぼの吠え魂』とかも始まって、面白いなーという感じでずっと聞いてきた感じですね。

※1『コサキ…

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乃木坂46・高山一実の小説『トラペジウム』ついに20万部突破! 湊かなえ、中村文則、羽田圭介、古市憲寿ら絶賛!

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平成の最後に名を刻む、大ヒット青春小説が誕生! 文学界絶賛!  乃木坂46の人気メンバー・高山一実による初小説『トラペジウム』が、発売から3カ月を経ずに20万部を突破した。  本作は、現役トップアイドルが、「アイドルを目指す、ある女の子の10年間」について綴った本格長編小説。雑誌『ダ・ヴィンチ』2016年5月号から2018年9月号まで、2年以上にわたって連載され、単行本化にあたり大幅に加筆修正された。

 小説家の湊かなえ、中村文則、羽田圭介に加え、『平成くん、さようなら』(文藝春秋)で芥川賞候補にノミネートされた社会学者の古市憲寿などからも、優れた青春小説として称賛の声が寄せられている。

 昨年11月28日に刊行された『トラペジウム』は、写真集のヒットが相次ぐ乃木坂46関連の書籍ではありながら、購入者特典を付けずに初版2万部からスタート。その後、品切れと重版を繰り返し、20万部を突破した。

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“単純に笑える”と羽田圭介が選出した3作品は? 「サッポロ 冬物語」川柳コンテスト優秀賞発表![PR]

“単純に笑える”と羽田圭介が選出した3作品は? 「サッポロ 冬物語」川柳コンテスト優秀賞発表![PR]

 サッポロビールの冬季限定銘柄「冬物語」の発売30周年を記念して行われた、「私の冬物語」川柳コンテスト。10月25日のキャンペーン開始から応募総数は10,398作品、その結果が発表された。

 審査員を務めたのは、『スクラップ・アンド・ビルド』で第153 回芥川賞を受賞した小説家の羽田圭介さん。応募作品全体をとおしての総評も寄せてくれた。

[羽田総評] 全体的に、冬の景色と人間関係をそのまま組み合わせただけの、ホッコリを強要してくる句ばかりであった。その文章を通すことで、凡庸な風景が違ったふうに見えるようになるような、批評性が大事だ。ある種の違和感がもたらされる場合が多く、“ホッコリ”とは親和性が低い。入賞作に関し、何も表現していない“ホッコリ”よりは、単純に笑える句を選んだ。

 評価のポイントを明確にしつつも、羽田さんらしいシニカルさ・クールさが感じられる総評に。そして、優秀賞に選ばれた3作は以下のとおり。羽田さんのコメントとあわせて紹介しよう。

【受話器越し 「あ、雪」と君 窓覗く】(作:にじのいろ)  聴覚の情報からいきなり視覚的情報へ切り替わ…

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まろやかなコクのビール「サッポロ 冬物語」愛されて30年。羽田圭介が審査員「私の冬物語」川柳コンテスト![PR]

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 サッポロビールの冬季限定銘柄「サッポロ 冬物語」。シェイクスピアの戯曲『冬物語(The Winter's Tale)』にちなんだその名で、1988年に誕生したこのビールは今年で発売30周年を迎える。それを記念して「私の冬物語」川柳コンテストが開催されることとなった。

 季節限定ビールのパイオニアとして、30年間愛され続けてきた「サッポロ 冬物語」。ウィーンモルト一部使用の香ばしくて豊かな薫り・冬のビールにふさわしいまろやかさ・アルコール度数6%で実現した本格的な味わいが特徴だ。

 そんな「サッポロ 冬物語」とともに思い出される“あの冬あなたの思い出”を募るというのが、今回開催されるキャンペーンの概要。五・七・五の音にのせてTwitterで投稿、もしくはサッポロビール会員ページからの応募になる。

 Twitterから投稿する場合は、サッポロビール公式アカウント(@SapporoBeer)をフォローし、「#冬物語川柳」と「#サッポロ冬物語」をコメントに入れて投稿。会員ページからの応募の場合は、会員登録を先に済ませてから応募しよう!

*応募期間 2018年…

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玉木宏、指名手配犯の顔を記憶する“見当たり捜査員”を熱演! 羽田圭介『盗まれた顔』ドラマ化決定

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 サスペンスアクションストーリー「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」がドラマ放送決定。特報映像も解禁され、「変わった題材だからどんな物語になるか期待」「原作ファンだけど雰囲気でてると思う!」と話題になっている。

 芥川賞作家・羽田圭介が描いたサスペンス小説『盗まれた顔』が原作の同ドラマ。記憶と勘を武器に指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”白戸崇正は、犯人を探し続ける日々を送っていた。そんなある日、白戸は4年前に死亡した先輩刑事・須波の“顔”を発見してしまう。見間違いだと否定しようとした矢先、白戸は須波にまつわる不可解な事件を耳にする。事件を調べている内にいつしか命を狙われ、公安や中国マフィアも動き出す事態となっていき―。

 主人公の白戸を演じるのは、玉木宏。玉木は同ドラマの内容について、「事件性の怖さが詰まった作品です。誰かを追っていると思っていたらいつのまにか自分が追われている立場にいる…。そんな緊張感に満ちた、今までにない刑事ドラマになるのではないかと思います」とコメントしている。

 また解禁された特報では「見ているのか、見られている…

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羽田圭介、約1年ぶりの最新刊『5時過ぎランチ』は「時間もコストもたくさんかかっているものすごくお得」【インタビュー】

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芥川賞を2015年7月に『スクラップ・アンド・ビルド』で受賞し、タレントとしても大ブレイク。『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』では新レギュラーに抜擢され、ミュージカルの舞台に出演(!)するなど、羽田圭介のチャレンジ精神にはワクワクさせられっぱなしだ。

羽田圭介 はだ・けいすけ●1985年、東京都生まれ。明治大学商学部卒。2003年、17歳の時に『黒冷水』で第40回文藝賞を受賞しデビュー。大学卒業後、新卒で入社した会社に1年半勤務し、退社後の09年より専業作家に。15年、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞。近刊に、ゾンビもの長編『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』、私小説“風”長編『成功者K』がある。   約1年ぶりとなる小説最新刊『5時過ぎランチ』には、作家としてのチャレンジが多数盛り込まれている。エンタメ回路を完全開放した全3編は、ガソリンスタンドの店員・殺し屋・週刊誌記者─主人公たちの職業のリアリティを純文学的濃度で描きながら、彼らが巻き込まれた事件の顛末を追いかけていく。「お仕事小説」であると同時に、「犯罪小説」でもある…

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小説家・羽田圭介のミュージカル挑戦に期待の声

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『成功者K』(羽田圭介/河出書房新社)

 2017年8月17日(木)より上演を開始する舞台「スコア!」で、小説家・羽田圭介がミュージカルに初挑戦する。相変わらずマルチな活躍を見せる羽田にファンからは「今度はミュージカルか! この人ほんとなんでもやるな!」「いい身体してるし舞台映えしそう」との声が上がった。

 羽田は『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞受賞後も、『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』や『成功者K』などを発表。一方で数多くのバラエティ番組に出演、デーモン閣下の楽曲の“作詞”を担当、ドラマ「富士ファミリー2017」で俳優デビューするなど、小説家の枠にとらわれない様々な活躍をし、人々を驚かせてきた。

 そんな羽田が今回ミュージカルに出演するということで、人々からさらなる注目を集めることに。同ミュージカルは、天才数学少年の「アルゴ」と天才作曲少女「カノン」の2人が音符と数字の精たちと一緒に、「自分がほんとうにやりたかったこと」を探すファンタジー作品。

 羽田の新たな挑戦にネット上では「羽田先生がミュージカル出るってまじ? 脚本とかじゃなくて?」「羽田…

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どこまでが実話!? 芥川賞受賞後、TVに出まくりファンに手を出す“成功者K”の運命やいかに?

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『成功者K』(羽田圭介/河出書房新社) お笑い芸人、又吉直樹と同じ回で芥川賞を受賞した小説家、羽田圭介。4度のノミネートの末やっと受賞したのに、話題を完全に又吉に持って行かれてなんだかかわいそう……となるかと思いきや、なかなかどうして受賞後はバラエティ番組に出まくり、お茶の間に顔を売ることに成功。そしてこの度、自らのテレビ出演経験をもとに、小説『成功者K』(河出書房新社)を上梓した。

本作の主人公〈K〉は売れない小説家だった。ところが、芥川賞を受賞したことがきっかけで、突然〈成功者〉となる。テレビ出演のオファーが殺到し、さばききれなくなるほどのスケジュールが入ると、自らギャラ交渉をするようになる。新幹線移動はグリーン車が当たり前。低層マンションの最上階角部屋の5LDKに引っ越し、メルセデス・マイバッハS600を乗り回す。交際相手がいるにもかかわらず、サイン会で美人のファンから連絡先を教えてもらうと、〈K〉自ら連絡をとり、ホテルで落ち合いセックスする。セックスの相手は美人ファンのみならず、大学時代の友人、タレントにまで手を広げ、ついには〈我がペニス…

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