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嗤う名医

嗤う名医

嗤う名医

作家
久坂部羊
出版社
集英社
発売日
2014-02-26
ISBN
9784087715538
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嗤う名医 / 感想・レビュー

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みんと

6編ともよくできていて面白かった。 特に「寝たきりの殺意」と「愛ドクロ」は結末でえぇっ!?と息を飲むような軽いショックを受けた。 全て、もしかしたらあり得る話かもしれない。 人間の持つ嫌な部分も見たくなくても見えてきてしまう。 そのリアルさにゾッとした。 この著者の作品は初めてだったのだが他の著書も読んでみようと思った。

2017/05/18

carl

面白かった。久坂部氏の作品を読むと毎回ノンフィクションじゃないかと思ってしまうほど嵌ってしまいますが、この短編は長編のネタ集みたいな感じでした。ホントはモデルがいるのかと思っちゃう感じでした(ヤハリ嵌った)。「寝たきりの殺意」長編で読みたかった。「名医の微笑」はスーパーエロかった、こう云うのも書けちゃうんですね(少女の師匠ググってしまいました)面白い。

2017/05/27

koba

★★★★☆

2014/11/12

優希

妙なリアリティを感じる短編集でした。人の命を預かることの重みが伝わってきます。ストレスとかかかるのかなどと想像してしまいますね。登場する医師も色々な人がいて面白かったです。タイトルが「嗤う」とあるように何処となくブラックな雰囲気が漂っていました。

2017/12/16

けい

読友さんの感想を読んで、面白そうと思い手に取った作品。久坂部さんは初読み。医療物の6編からなる短編集。思わず笑ってしまう様な話が多かったですが、ちょっと考えると背筋が凍る様なお話も多数。作者が医師という仕事柄、専門用語もポンポン出てきますが、特に気にすることもなく、あっさり読ませてくれました。各短編の設定も違った工夫がされていて、有りそうで無さそな、無さそで有りそな煙に巻くような医療現場の物語。面白かった。

2014/07/18

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