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プリズムの夏

プリズムの夏

プリズムの夏

作家
関口尚
出版社
集英社
発売日
2003-01-06
ISBN
9784087746273
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プリズムの夏 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

集英社さんの「ナツイチ」フェアで気になった作品で初読みの作家さんでした。「小説すばる新人賞」受賞作品なので、自分の中で勝手に‘爽やか’系を想像していたら、意外にも結構ディープでシリアスな内容でした。ページ数の割に、なかなかヘヴィな文章が少なくなく、なかなか気分バランスが安定しにくい展開でした。この作品も、やはり基本的には高校生~20代前半までの‘若者’が読むとココロの響き方が違うんだろうなと感じました。アラフォーのオッサンには少しばかり‘アオさ’の印象が強く残ってしまい、やはり若者向けな作品かなと。

2014/07/06

ゆみねこ

美しいが無愛想な映画館の受付嬢・松下菜那と彼女に憧れを抱く二人の高校生、植野と今井。ネット上の不穏な日記と菜那の関わり、今井の家庭の深刻な問題。植野の視点で描かれているけれど、今井のことももっと知りたかったかな?ひと夏の切ない憧れと恋の物語。

2017/02/22

takaC

この手の話なら、もう少し長く書いてくれたら良いのにな。

2017/12/11

七色一味

読破。何ともはや、救い様がないというか……。小説すばる新人賞作品って、やっぱりどうも相性が良くない感じ。それはまぁ『アメリカングラフィティ』ばりの軽くてすっとこどっこいな作品よりは品はあるかもしれませんが……、なんだか屈折した、年上の女性への中途半端に小綺麗な憧憬と、奇妙な苛立ち、結局何がしたかったんだお前ら!的な読後感に、妙にクサクサした気分です……。スッキリしないなぁ……。

2013/07/20

あやっぴ

著者の『ブックのいた街』がとても良かったのでこちらも読んでみました。2人の高校生が不思議な魅力を持つ年上の女性に惹かれ、その恋はひたむきで盲目で…。海岸の風景とか素敵なロケーションも想像できていいのだが、話が少し暗いように感じました(ごめんなさい)それでも先が気になり、止まりませんでした。

2019/07/14

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