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環と周 (マーガレットコミックス)

環と周 (マーガレットコミックス)

環と周 (マーガレットコミックス)

作家
よしながふみ
出版社
集英社
発売日
2023-10-23
ISBN
9784088448398
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環と周 (マーガレットコミックス) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

よしながさんは大奥もそうだが、長いスパンの物語が似合う。第一話とエピローグが現代編で同じ登場人物。それ以外は第二話明治時代、第三話1970年代、第四話戦後、最終話江戸時代と別々の時期に、別々の環と周が登場する。必ずしも男女どうしの組み合わせではないし、年の離れた男女の組み合わせもあり、両者間の感情は、必ずしも恋愛感情とは限らない。最も痛切なのは最終話の江戸時代における環と周の出会いと別れである。最終話まで来て、なぜいくつもの時代において環と周が出会い続けたかが、わかる仕組みになっている。

2023/10/23

magurit

輪廻転生、時を超えて恋し愛し合う、環と周のオムニバスストーリー。よしながふみは、手塚治虫の火の鳥を超えるのだろうか……。新たな、連載にも期待。

2023/10/25

ムーミン2号

地元新聞に「マイノリティー包む最新刊」と紹介されていたが、そういう面はあるにしても、それが本作のメインストリームではないのでは? いろいろな「好きのかたち」が全5話+エピローグで語られている。究極それは「愛」であり、(反面には「死」を伴っていると思うのだが)また別の時代に二人は出会い(男女、というばかりではなく、女性同士だったり、年齢が離れていたり…)異なった「好きのかたち」を示してくれる。いずれも読みごたえのある作品で、それこそ、男女・年齢関係なくおススメしたい。

2023/10/26

nonicchi

眠れぬ晩に一気読み。とても素晴らしいストーリー連作だし、もう少し若かったら、生まれ変わってもまた巡り合う奇跡にもっと感情が揺さぶられたかもしれないのに、生まれ変わりのスピードが早すぎないか(特に戦中から現代まで)等が気になって仕方がなく…。もっと没入したかった。でもでも傑作なのは間違いないです!

2024/03/03

ナミのママ

環(たまき)と周(あまね)という名前の2人を主人公にした5話は第1話の現代から始まる。明治時代、昭和70年代、戦後、江戸時代と変わるが最後につながる。どの話しも出会いと別れ、愛をテーマにして面白いが何よりも構成勝ち。最後まで読むと読み返してみたくなる。…過去世から繋がっていたんじゃないか?ソウルメイト?と思わせる人って実生活でもいるので、これは有りかなぁと思った。

2024/04/04

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