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忘れられない (マーガレットコミックス)

忘れられない (マーガレットコミックス)

忘れられない (マーガレットコミックス)

作家
谷川史子
出版社
集英社
発売日
2012-05-25
ISBN
9784088467818
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忘れられない (マーガレットコミックス) / 感想・レビュー

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まりもん

「忘れられない」での暁は元彼だけどフリーかと思って最初は思って読んでいたら、前編のラストで奥さんがいるんだ〜と思ったら後半は暁の事が少し憎らしくも感じて読了。「つまさきで踊る」は白井さんの勇気に共感して読了。

2012/05/25

masa@レビューお休み中

忘れられない…。どんなに時が経っても、あなたのことが忘れられない。たとえ、あなたに別の誰かがいたとしても、あなたを忘れることなんかできやしない。傷つくことも、傷つけることも知っている。でも、いくら忘れようとしても、あなたとの思い出が胸を掠める度に、まだ愛しているという事実を思い知らされる。忘れられない…。逃げられない。どこにも行くあてがない。これが、忘れられないということなのかもしれない。

2012/06/04

るう

表題作と、エンドレスマーチのラストでギャン泣き ・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。隣に相方がいたけど涙が止められなかった。 誰しもそれぞれの胸の中に忘れられない記憶を閉じ込めて生きているんだね。。どんな想いも一生忘れないで生きて行くって、たいせつなこと。 特にジワーンッとなってしまったのは表題作ラストのお母さんの忘れられない人の最期のセリフ。365日の中の一日だけ、僕を思い出してなんて、死に際に言うなんて。。ずるいよぉ (´;ω;`)ウッ…

2013/03/25

どの話も、とても心がやさしくなれる作品だった。中でも心に残ったのは表題作。ふと『夏雪ランデブー』がこういう切り口だったらもっと最後まで感情移入できたかもなぁと思った。忘れられない人、忘れたくない想い出はきっと誰の心の中にもある。僕としては想い出の中の彼よりも、今の旦那さんが奥さんのそういう想いをしっかり汲んで、彼女の想い出ごと愛してるっていう信頼関係と愛情の深さにじんわりきた。全体的にせつない話が多かったけれど、ほんのりと春の夜みたいなやさしい空気感があって良かった。

2013/03/30

lonesome

自分は少女漫画を読んで育ってきたというわけでなく、それでもこういう内に秘めて伝えられない思いというものにとても共感してしまうのです。昔好きだった人に「女の子より女の子だよね」と言われたことがあるけれど、この作品集を読んで何となくそう言われた理由がわかったような気がする。なぜなら、谷川さんの片思いしている女の人の物語は、現実の女の人よりもきっと自分がそうであるように、こうであって欲しいと思う一途さがあるからだ。だからきっと自分は、一途に片思いをしている恋を届かないとしても応援してしまうのだ。

2014/06/03

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