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皇国の守護者 2 (ヤングジャンプコミックス)

皇国の守護者 2 (ヤングジャンプコミックス)

皇国の守護者 2 (ヤングジャンプコミックス)

作家
伊藤悠
佐藤 大輔
出版社
集英社
発売日
2005-09-16
ISBN
9784088768618
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皇国の守護者 2 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー

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流言

”どのみち地獄に落ちるにしてもせめて納得だけはしていたい”。異世界×戦争×戦争×狂気。龍もいれば魔術もあるファンタジーの世界ではあるものの、この世界の酷薄さは現実の戦争となんら変わらない。無能な上司も、現場の凍り付く寒さも、派閥間のしがらみも。世界観こそ架空ではあるが、現実を舞台にしていないからこそよりリアリティがあるのかも。帝国元帥ユーリアは女性らしくもなく強姦や略奪を許容する冷酷さを見せれば、新城も帝国を騙って村落を焼き井戸に毒を投げ込むどす黒さを発揮する。道義なき戦争の寒気をふるう苛烈さが心地よい。

2014/01/27

exsoy

既読・再読。人虎一体である。戦争責任の所在の話、責任者とはこういうものなのだろう。

2016/06/16

とら

ここまでこの作品に惹かれた理由の一つに、本作の主人公が新城直衛だったことも挙げられる。一巻の最初を読んだ時、無表情で殺す男だ、冷酷、なんて思ったりしたがとんでもない。その心中は穏やかでは無くて、とても人間味溢れるただの青年であった。余りにも人間の心理を突くことがあって、共感を覚えてしまう時がある程である。いや…まあ少し異常な言動をすることはあるのだけれどね。でもそう言った彼の面も、逆に人間味を増大させている原因となっている。何か窮地なのに、コイツなら何とかしてくれる様な気がする。どこか爽快感を覚えるのだ。

2014/11/10

eira440

野戦昇進して隊を預かるようになり、新城直衛の冷静かつ冷酷っぷりが更に顕著に。より多くの人間を生かすためには非道徳的な手段も辞さないという徹底したリアリストが戦場では如何に有能な将になり得るかというのが存分に描かれている。かといって人間味が無いかというとそうでもなく、剣牙虎を可愛がったりする一面もあったりで、むしろ戦場では自分を演じているのではないかという感じがするなんとも興味深い主人公。

2015/05/20

ヨダ

レンタル。面白いんだけど、難しくて理解しきれない。新城がひねくれていて冷徹で酷いんだけど、戦略と責任感が凄い。憎みきれないキャラが魅力なのかな。

2014/05/30

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