ガス灯野良犬探偵団 1 (ヤングジャンプコミックス)
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「ガス灯野良犬探偵団 1 (ヤングジャンプコミックス)」のおすすめレビュー
シャーロック・ホームズと浮浪児たちがタッグを組んだミステリーマンガ。19世紀末のイギリスを舞台に、“名探偵”と“浮浪児”の2つの視点から事件に立ち向かう『ガス灯野良犬探偵団』
『ガス灯野良犬探偵団』(青崎有吾・松原利光/集英社)
第二次産業革命により、絶頂期を迎えていた19世紀末のイギリス。工業化と都市化が進んだロンドンの夜はガス灯で照らされ、その灯りに誘われるかのように多くの人が移り住んだ。だが光の下で生きられるのは、いつの時代も恵まれた人間だけ。『ガス灯野良犬探偵団』(青崎有吾・松原利光/集英社)は、“ガス灯”の影で生きる者たちに焦点を当てた、奪われる側たちの本格“反逆”ミステリーだ。
主人公のリューイは、靴磨きで日銭を稼ぐ少年。貧困と格差にあえぐ浮浪児たちが集まるロンドンの路地裏で、弱肉強食の世界を生き抜いていた。ある日、浮浪児が殺害される事件が起こり、リューイは独自に調査を始めることに。持ち前の観察眼を生かして犯人を突き止め、対峙しようとしたそのとき、謎の男性が現れて犯人を捕縛する。彼の名はシャーロック・ホームズ。リューイは、「浮浪児を救うやり方」を盗むため、自らホームズの猟犬となる。
厳しい階級社会である19世紀末のイギリスにおいて、人口の多くを占めていたのは、リューイのような貧しい労働者階級の者たち。有名な…
2024/3/9
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2024/3/16
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ガス灯野良犬探偵団 1 (ヤングジャンプコミックス) / 感想・レビュー
cinos
まさかの○○ー○のパスティーシュとは知らず、驚きました。青崎さんの原作なのでミステリ度高いです。かなり痛そうなシーンがあって痛い。最後の中国人は誰?北原さんのコラムも良かったです。
2023/12/29
ジャム
今一番ノッている作家青崎有吾原作のホームズパスティーシュ漫画…と言っても主役はホームズではなく彼の助手…いや使い走りとして端金で使われる浮浪児の靴磨きの少年リューイだ。彼は浮浪児仲間でホームズの有能な使い走りもしていた少女ニナがその捜査の途中に殺されたことをきっかけに彼女の無念と浮浪者階級の地位向上のためホームズに近づいていく。第一巻ではそのニナの事件を含めニナと同じく下流階級が疑われる事件、上流階級のバカ息子の起こした事件を収録。ホームズ&ワトソンではなくホームズ&リューイの凸凹コンビの活躍が楽しみだ。
2023/12/25
ほたる
今年はもうこれしか言ってない「青崎有吾天才か?」。連載開始したときに始まったなぁくらいにしか思ってなくて、まさかの「この」要素があるとは思いもしなかった。謎がある、解かれる、のこのミステリの描き方が上手すぎる。アクションシーンも最初からマンガがついているということでとても読んでいて楽しい。気づいたら一冊読み終わっていた。
2023/12/23
キビ
「このミステリーが…」2024年版で紹介されていました。この関係性がどうなっていくか、楽しみです。
2024/01/07
毎日が日曜日
★★★
2023/12/31
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