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おやすみプンプン (12) (ヤングサンデーコミックス)

おやすみプンプン (12) (ヤングサンデーコミックス)

おやすみプンプン (12) (ヤングサンデーコミックス)

作家
浅野いにお
出版社
小学館
発売日
2013-06-28
ISBN
9784091515490
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おやすみプンプン (12) (ヤングサンデーコミックス) / 感想・レビュー

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多田幾多

二人に赦されたのは、ささやかな日常ではなく、ありふれた日々でもなく、逃げられぬ、圧倒的絶望と未来。堕ちる。堕ちる。どんどんと、無意識に、真っ黒な奈落へと。或る者は自ら堕ち、或る者は堕ちているのを知らず、また或る者は…それを、ただ見つめてる…。まさに、”すべての望みを捨てよ”だ

2013/07/20

kanon

最終巻直前の巻。今回のプンプンは、なんかこんな感じ。黒い。角生えた。なんでこんなに胸糞悪いのに先が気になるんだろうなあ。めちゃくちゃ、である。いや、でももしかしたら胸糞悪いがこそ、こんなに面白いのかもしれない。いや、本当は胸糞悪くなるはずの物語でもなくて、何か伝えたいことは別にあって、もしかしたらハッピーな話なのかもしれない。でも自分は感想として胸糞悪いと思っていて、めちゃくちゃ面白いと思っていて、だからそれで良いのかもしれない。面白いのに理屈などいらない。だってペガサス関連の話全然意味分からんし笑

2013/10/08

Vakira

愛ちゃんの愛、狂気。そういえば最初の小学生の頃から「約束やぶったら今度は殺すから」って言っていた。昔からその気があったんだね。そうかこの狂気、昔し見た映画「ベティ・ブルー」のベティの愛を思い出した。罪と愛の逃避行、破滅しか見えず、せつなく苦しい。逃避行のドラマにさっちゃん、三村のプンプン捜索劇が交差する。この物語愛するが故の偽りだったり、行為が故の偽りの愛だったり、愛と偽りがKeyの様な気がする。愛子ちゃんの偽り、やっと言える。でもプンプンは大人だもんそんなことでは腹を立てない。むしろ守ってやるんだ。

2015/12/05

にく9

小学生の頃の二人の関係から、まさかここまでこじれるとは想像もしなかった。作者はラストに向けて何をめざしているのか。 愛情の形っていろいろなんだろうけれども、この二人の間にあるものも愛?

2015/01/07

ゼロ

壊れていく様を見せられた1冊。たぶん誰も人を殺したいとは思ってないし、誰も絶望なんて好きじゃない。いっぱいいっぱいの2人を見ていると悲しくなる。幸がプンプンを知っている人間と話をしているけど、プンプンって君が思っているよりも悪い子ではない。ただ不器用な人間なんだよ。愛子ちゃんはとても可愛くて、脆くて、美しい。愛の逃避行も次で最後。幸せな終わり方ではないのかもしれないけど、やっと解放されるんだねと一安心しています。

2013/12/31

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