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第3のギデオン (6) (ビッグコミックス)

第3のギデオン (6) (ビッグコミックス)

第3のギデオン (6) (ビッグコミックス)

作家
乃木坂太郎
出版社
小学館
発売日
2017-07-28
ISBN
9784091896100
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第3のギデオン (6) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

まさかのロラン夫人の正体に驚愕。ここにきて、あの人物が現れるとは・・・!この巻では、ルイ16世の迷いと決意と人間臭い姿が好印象。アントワネットに、国父としての責任と家族の父としての愛情を天秤に掛ける事を迫られ、動揺する気持ちが辛い。マリーの気持ちも判るけどね。ギデオンに相談しちゃう辺りが良い人物だ。しかし、ギデオンしか周りに人物がいないのが王の悲劇。妹エリザベートがまた怖いメンタルな存在だし。ビッグモーターが死んでしまったが、ジョルジュに心は届くのだろうか。彼の死は本当に惜しい。計略ばかりが暴走していく。

2017/10/18

トラシショウ。

「ずっと前から、貴方に連れられて海を渡る前から、俺は考えていた・・・!! 貴方の魂が、どうすれば自由になるのか・・・って」。積読消化。バスティーユ陥落からしばし。白人男性以外は人権を認められなかった議会の結果を受け、マダム・ロランの扇動による数千人の女性達による宮殿に向けてのデモが始まる。共に妻に逃げられ、或いは疎まれた者同士で共感しあうギデオンとルイの苦悩と葛藤も、その混乱と狂気に呑み込まれていく中、裏で暗躍するジョルジュに単身立ちはだかる人物の行く末とは。マダム・ロランの正体に驚愕(以下コメ欄に余談)

2019/01/21

カモミール

5・6巻の感想。フランス革命勃発。ギデオンの妻登場。歴史に沿った話だけど、要は、親子愛、夫婦愛がテーマになってるなとつくづく思う。凍てついたジョルジュの心は救われるのか。

2017/08/13

うお河岸

「パリ行進」エピソードを非常に丁寧に追う本巻。その経緯にギデオンが無二の友となった国王にかつての自分が妻へ向けた蔑視や傲慢を素直に恥じ悔いる場面から、夫に心の迷いと積年の孤独を打ち明けるマリー…の流れは今後の展開への伏線以上に凄く良かった。  ただ、「こういうものを見せれば喜ぶ」との安易な意向かマリーのセクシー露出が過剰で最早下品(単身の見せ場ならば構わないが、本巻はこのお陰で他キャラの肝心な芝居が吹っ飛んでる)。せめて時代的に足を頻繁に晒すのは控えて欲しい。エロ抜きでも十二分に魅力的な造形なのに。

2017/07/31

檻の中の象

前回が男たちによる集団ヒステリーだったのが、今回は女たちによる集団ヒステリー。子どものおかげでマリーはギリギリ踏みとどまれたのかもしれないけど、完全に末世の雰囲気

2017/08/08

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