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「バイアス社会」を生き延びる (小学館Youth Books)

「バイアス社会」を生き延びる (小学館Youth Books)

「バイアス社会」を生き延びる (小学館Youth Books)

作家
中野信子
出版社
小学館
発売日
2023-04-25
ISBN
9784092272903
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「バイアス社会」を生き延びる (小学館Youth Books) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

地元図書館新刊本。 脳は大量のエネルギーを消費しています。ゆえに省エネ志向です。生物が好きなので生物全般が省エネ志向なことは知っていましたが…、脳が省エネを実行するとバイアスという恐ろしい副反応が出てしまうそうな。ものを深く考えずに相手をいい加減に扱う…、バカで困った人類の皆様です。 養子に預けた方がIQが高くなるという話は衝撃的ながらもどこか納得。多様な環境に身を置く方が脳のためになるのだとか。かわいい子には旅をさせろ…かな?

2023/08/09

本詠み人

中野信子さんは新刊追ってる著者さんです。バイアスがあるから生き延びた…脳科学者である著者さんは、皆が多かれ少なかれもつバイアス(思い込みや考え方の偏り)を進化上必要だったと定義している。バイアスという色メガネをかけて、世の中や他者を見ていることを意識して認知することが大切なんだな。この公正でない世界で、人を論破することより大切なこととは…若者向けだからどうかな〜と読み始めたが、色々な学びがありました✨

2023/07/05

よっち

ネットニュースでは望的な記事が並ぶ一方で、気分のいい記事も登場して一体どれが本当なのか。あるいは、どれも本当ではないのか。誰かの思考バイアスを避けて穏やかに生き延びる戦略を、脳科学の知見から語る一冊。普通とは一体誰の普通なのか、ズレているのは自分か周りか、誰もが持っているバイアスはなぜ存在するのか。バイアスは必要なものと認めつつも、それを疑ったり迷うことは脳が健全な証拠で、そのあたりはその人の使い方次第なんですよね。どうしても同調圧力が強い「世間」にどう向き合うか。上手く交わす方法を学ぶことも大切ですね。

2023/05/21

読書は人生を明るく照らす灯り

📕読んだ理由📕中野信子先生の書籍から、毎回学びがあるから 📘読んだ感想📘バイアスがなぜ生まれるのか?多様性が重要な理由とは?脳科学の観点から解説してくれる、中野信子先生の教えには、首がもげるくらい頷いてしまいました。この一冊めちゃオススメ。プレゼントにも是非。 📗読んだ後の行動📗バイアスに捉われない。常にアップデートする!

2023/09/08

テツ

自分が見聞きする情報は全て何かしらのバイアスがかかっているということ。そして自分の価値基準や判断基準だってそれなりに歪んでいるのだということ。どれだけ自分自身がフラットな思考を積み重ねてそうした視線で世界を眺めようと気をつけていても、そんなことは絶対にできないということ。この「あー。これどっちかに傾いてるなー」と自分の考えを俯瞰して眺める訓練は重要だと思うんだよな。自分は中立で正しく世界を眺めているみたいな勘違いと奢りは更に目を曇らせていく。バイアスありきの世界を生きているという自覚を。

2023/05/05

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