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フィッターXの異常な愛情

フィッターXの異常な愛情

フィッターXの異常な愛情

作家
蛭田亜紗子
出版社
小学館
発売日
2015-04-01
ISBN
9784093864091
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フィッターXの異常な愛情 / 感想・レビュー

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❁かな❁

書店で見かけた時からずっと読みたいと思っていた作品*やっと読むことができました!もうめっちゃ良かったです〜♡男性のフィッターがいるランジェリーショップ。そのフィッター伊佐治くんが選んでくれる下着をつけ、女性達の人生も変わっていく。蛭田亜紗子さんの作品を読むのは2作目。R-18文学賞受賞作家さんは好みの方ばかりで蛭田さんもお気に入り♪今作は連作短編集で8編入り。こんなランジェリーショップで自分にピッタリの下着を選んでもらいたい♪最終章はキュンとしてお昼休みなのに泣いてしまいました*本当に最高〜★

2015/08/27

おしゃべりメガネ

「R18文学賞」受賞『自縄自縛の私』の作者蛭田さん作品ですが、予想以上に、いい意味で裏切られしっかり感動する作品でした。やさぐれた感の否めないアラサーOL「サッコ」が、ふと入ったランジェリーショップで下着のフィッター「伊佐治」との出会いから、喜怒哀楽な物語が展開します。ランジェリーにかこつけてとはいっても決して中途半端にエロを書き綴るのではなく、むしろ「R18文学賞」受賞作家さんとは思えない、ピュアでストレートでひたむきな主人公の姿にこちらも胸がアツくなります。思ってもいない感動作を読むことができました。

2016/05/23

おしゃべりメガネ

R18文学賞作家蛭田さんの作品は何冊か読んでますが、個人的にこちらの作品が一番好きです。広告代理店に勤める崖っぷちなアラサー女子「颯子」は、とあるコトから雑居ビルで営業するランジェリーショップへ。そこにいたのはなんと男性の敏腕フィッター「伊佐治」。下着のフィッティングを通じて、自堕落な生活習慣や生き方を'指導'された彼女は、ランジェリーの持つ'魔力'にて少しずつ変貌していきます。決して下着のエロ話ではなく、身につけるモノとしていかに大切かを'枯れ気味'な女子の山あり谷ありな再生物語として綴っています。

2020/01/18

おくちゃん🌸柳緑花紅

ランジェリーショップでしっかり採寸して貰って新しいランジェリーを買う!ToujoursEnsembleというランジェリーショップのフィッターは男(゜o゜;店の名前はフランス語で「いつもいっしょに」下着はいつも自分の肌に触れている、いつもいっしょ、そしていつもいっしょにそばにいてくれるあの人。大切なものを大切にしよう。自信を持って前に進もう!って思わせてくれる素敵な一冊。

2017/11/15

巨峰

蛭田さんのこれまでの路線とは少し違うけど、かなり良かった。主人公颯子は偶然入ったランジェリーショップのイケメンフィッター♂の選ぶ下着をつけることによって潤いと自信を取り戻していく。自分と合うこと、それだけじゃなくて勇気と自信を与えてくれること。多彩な人々とかなりな波乱万丈の末、彼女は幸せをつかめるのでしょうか?!颯爽と風を切りすすむ主人公が魅力的です。そして多発するふしぎなユーモア!!お勧め作!

2016/09/08

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