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鬼嵐

鬼嵐

鬼嵐

作家
仙川環
出版社
小学館
発売日
2018-09-03
ISBN
9784093865180
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鬼嵐 / 感想・レビュー

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absinthe

悪くはないが盛り上がりに欠けた…かな?出所不明の病原体が広がりパンデミックの危機に!食中毒かウイルスか?外国人差別に怪しい謎のワクチン製薬会社。テーマは面白いし現代の状況にマッチしている。被害が小さすぎたのかちょっぴり盛り上がりに欠けた。本書は2017年作品で、コロナ以前なのに、「不要不急の外出は避けてください…」のフレーズが連呼されてる先見の明。医療サスペンスの仙川さんだけはある。さすが。致死性は高いが感染性は低いというコロナと反対の性質だが恐ろしい病原体ではある。

2022/01/05

ダイ@2019.11.2~一時休止

感染症の原因はって話。原因と考えられたところの被害とこれからの感染拡大どちらをとるか?難しいですな。

2018/09/28

モルク

東京の病院を辞め、北関東の姫野町で父のクリニックを手伝うことにした女医夏未。その姫野町でエボラ出血熱によく似た感染症が発生する。劇症であり、発症から死まで短期間、致死率も高い。この町ではシャンヤオカイという中国の野生の羊と日本の羊を交配させたハイブリット羊で町おこしをしようとしていた。感染源としてあがったのはその羊だった。そして広がる感染と感染に見せかけた殺人が…。日常としてありそうな設定、外国人労働者にむける目、外国資本が侵食する製薬会社、実際に懸念を抱いている部分に斬り込んでいる。

2019/02/16

ゆみねこ

北関東の過疎の町で突如発生した殺人ウイルス。東京の大学病院をやめて父が経営するクリニックを手伝う夏未はその感染源を探る。一気に読ませます。面白かった!

2018/11/01

あすなろ

久しぶりに読了した仙川氏の医療ミステリ。仙川氏の医療ミステリは流れ良く好みで良く読んだ。今回は少し心情描写に重み的なもの加わったかな。で、中身ですか、ありそうな我々の日常生活を起因にミステリ仕立てにしていくのはやはり上手いですよね。外国からもたらされる人・モノ。潜在的に我々が思っている危惧と疑念を具現化させ検証していく。ラストには少し粗さを感じさせるかもですが、エンターテイメント並びに医療ミステリとしては良いと思いました。

2018/10/28

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