ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編
ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編: Brother編 / 感想・レビュー
W-G
sister編と一話ずつ交互に読んだ。第一話に関してはある程度「ひとつの事件にふたつの真実」というキャッチコピーも当てはまるが、第二話以降は追い求める真相のベクトル自体が違い、ふたつの真実というよりは不完全なふたつの解決編を見せられた印象。また第一話は、焼き鳥たべながら運転していた件を謎のように提示しておきながら投げっぱなしになった点が引っ掛かった。面白い試みで、読んでいて楽しいのはたしかだが、特にbrother編は、sister編と比較して主人公四兄弟のテンプレートな作り物くささがあったように思う。
2023/12/02
starbro
先日のSISTER編に続いて、少し間が空きましたが、BROTHER編を読みました。SISTER編が三姉妹だったので、その対比で三兄弟かと思いきや、四兄弟でした。四人も男の子を産むと母親の寿命は短くなるのかも知れません。本書は、パラレル・ミステリ、企画の勝利、セットで読んだ方が、理解が高まりますが、順番はどちらからでも良さそうです。 https://dps.shogakukan.co.jp/ginnamishotengai
2023/11/10
シナモン
BROTHER編から読みました。推理していく事件がちょっとややこしくて分かりにくかったけど、4兄弟の仲の良さにほっこりでした。
2023/11/21
aquamarine
Brother編から読み始めたが、第一話が終わったところでSister編が気になり、一話ごとに交互に読むことに。結局気になったところを読み返したりしたのでこの読み方でよかったと思う。視点は次男福太だが、主人公の四兄弟のバランスが絶妙。三男学太が中学生とは思えない賢さだけれど、まあ「学」太だから。綺麗だけではない苦いものも残る真実を引きずらない彼らに、亡くなった母親がどれだけ愛情をこめて彼らを育てたのか想像できる。商店街の人たちとの近づきすぎない関係や、Sister編を読まないとわからない謎の残し方も好き。
2023/11/30
美紀ちゃん
Brother編から読んだ。 元太、福太、学太、良太、4人兄弟。 元太の料理はとても美味しい。プロだから。 シェパーズ・パイ。 お母さんの味。 お母さんは絵本作家だった。 4兄弟が事件を推理。 推測が多い流れで話が進み、読むのに気力が必要だった。 Sister編を読めばスッキリするのだろうか? マンペンライ→問題ない(タイの言葉)。 美味しそうなものがたくさん出てくるので、飯テロ。 4人が仲良さそうで、よい。 アリアドネが面白すぎて、期待しすぎたかもしれない。 それでは、Sister編へ!
2023/10/05
感想・レビューをもっと見る