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君を守ろうとする猫の話

君を守ろうとする猫の話

君を守ろうとする猫の話

作家
夏川草介
出版社
小学館
発売日
2024-02-28
ISBN
9784093867108
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君を守ろうとする猫の話 / 感想・レビュー

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starbro

夏川 草介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。7年前読了の第一作に続く、シリーズ第二弾、ゆるさ変わらずのブックス・ラバーズ・ライブラリー・キャット・ファンタジーの佳作でした。個人的には好きですが、著者の医療系の小説と比べると評価は低くなるんでしょうね。 頁数も222頁で拘ってるけど、どうせなら発売日も2.28ではなく、2.22が好かったにゃあ(=^・^=) https://dps.shogakukan.co.jp/kimiwomamoroutosurunekonohanashi/ 【読メ😻猫部】

2024/04/05

シナモン

図書館から消える本、青白く輝く書棚、光のかなたまで続く通路、翡翠色の目が美しい猫、惹きつけられる要素たっぷり。本をめぐるファンタジーの世界を堪能できましたが、言わんとしていることはとても重く深いものでした。自分にとっての読書の意味を考えさせられました。

2024/04/24

itica

前作「本を守ろうとする猫の話」の細かいところをかなり忘れていて、こんなにファンタジーだった?と驚いている。それはさておき、人間が忘れてしまった想像力や思いやる心と、肥大化した欲望の対比から、世界で起きている戦争がしきりに頭に浮かんでいた。私たちはどこかで道を間違えてしまったのだろうか。重いテーマが隠されているように思う。

2024/04/01

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

(2024-47)【図書館本】医療系以外の夏川草介さんの小説を読むのは初めてでした。本が好きな病弱な中学生ナナミが図書館で少しずつ本が紛失していることを発見する。「灰色の男」に奪われた本を取り返す為言葉を話す不思議な猫と共に彼等が支配する別世界へと向かう。内容からするとYA向けのファンタジーかな。だけど過去の名作エンデの「モモ」やブラッドベリの「華氏451度」を彷彿とさせる内容。忙しさや世の中の雰囲気に流されて本当の自分、本当の幸せというものを見失っている大人達への警鐘でもある。★★★★

2024/04/01

ミナミハハ

良かった。シリーズ2作目。前作よりファンタジー色濃い。主人公の中2の七海とトラネコのトラの冒険にハラハラしたり、随所に散りばめられた古典名作の名言にワクワクしながら物語に入り込む。今作のメッセージが世界中の人々に届いて欲しい。夏木書店の二人に逢えたのも嬉しかった。良書。

2024/03/12

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