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しっぽの殻破り

しっぽの殻破り

しっぽの殻破り

作家
福徳秀介
出版社
小学館
発売日
2023-11-01
ISBN
9784093891394
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しっぽの殻破り / 感想・レビュー

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りんご

やっぱ福徳ちんの文章からは強く「自意識」を感じるな。一つ目のお話がまさにそういうやつ。他人からどう見られてるのか超気になるけど、他人は自分のことなんか大して見ちゃいないんだよね。生きづらさを経て大人になろう。大人になったら振り返って笑えるから。ムズキュンな作品も多くてきゅむきゅむしたよ。

2024/02/17

かな

嫌みのない短編集そして清々しいほどの青春群像劇。もう少し長いのを読んで見たい気がしました。

2023/12/08

OheloBeauty

ちょっとヘタレな中高大学生たちの青春ショートショート。面白かった。視点とかモノの考え方とか、めちゃ繊細で、自意識過剰で、でも冷静で。どの話も分かるな〜って、しみじみしながら、読んだ。どんな出来事も時間がたてば、夕日みたいにキラキラする。

2023/12/31

むぎ

福徳秀介はこの世界を愛するのがうまい。こんなの嫌だ、とふつう思うことをこれもいいじゃん、これがいいじゃん、だってさ、と表現する。みんなと違うオレ、ってスタイルじゃなくて、あたりまえの顔でいろんなことを好きでいる。突飛なようで彼なりの筋が通っていて、わたしはその筋がまるごと愛おしい。だれも気に留めないことを長々とおもしろがる彼の人間性がみえた本だった。

2023/11/15

うめこ

なんでどうしてこんな文章を書けるんだろう!福徳さんが大好きになった。短編は息抜きや箸休めの感覚で読むイメージがあったが、これは次々読みたくなって、ひたすらページをめくった。登場人物みんな好き。

2024/01/27

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