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あたしの一生: 猫のダルシーの物語 (小学館文庫 え 4-4)

あたしの一生: 猫のダルシーの物語 (小学館文庫 え 4-4)

あたしの一生: 猫のダルシーの物語 (小学館文庫 え 4-4)

作家
ディー レディー
Dee Ready
江國香織
出版社
小学館
発売日
2016-03-08
ISBN
9784094062625
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あたしの一生: 猫のダルシーの物語 (小学館文庫 え 4-4) / 感想・レビュー

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小梅

まさに「あたしの一生」でした。最後は電車の中でボロ泣きでした。2月、勝手に猫月間で読了。

2017/02/07

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

もうあなたがいない日々なんて思い出せないわ。あなたが横にいておひさまのなかで微睡む休日、寒い日はおふとんに入りこんでくるふわふわとしたあたたかい生きもの。可愛くて愛しくて、たまに幸せすぎて泣きたくなるのよ。信じきった瞳であんまりみつめないで。ゼロ距離でにゃあと鳴かれると息がとまってしまうの。ずっと傍にもいてやれないし、ねだられてすぐにごはんもあげれない。ずっと抱っこもできないダメな人間だけど、「あなたの人間」であることをどうかゆるしてね。どうか二十年もそれ以上も生きて、ずっとずっと傍にいて。大好きよ。

2021/02/20

ぶち

(再読) 与えるだけではなく、与えられるだけのものでもなく....愛は交換するもの、全身全霊をかけて。ダルシーの一生は、全身全霊をかけて"あたしの人間"を愛した一生でした。"あの人の中にちゃんと思い出を蒔いておいた。あたしがいなくなった後もその思い出があの人を慰めてくれるようにね”。私の猫たちも、たくさんの思い出を私の中に蒔いておいてくれました。それに引き換え、私は全身全霊をかけてあの子たちを愛したでしょうか?そうであって欲しいと思います....虹の橋のたもとで待っていてくれたらいいなぁ、と思います。

2020/08/29

mocha

猫が語るあたしの一生。猫は気まぐれだなんて言うけれど、それは猫の気持ちを理解できない言い訳かもしれない。「あたしの人間」をどんな時も全身で愛するダルシーを見てるとそう思う。私は歴代の猫達に訓練を受けて、わりといい人間(猫にとって)になれたと思うけど、どうなんだろう?(こうしている間も猫さまの耳の後ろをかかされている)縁あって一緒に暮す猫達が、ダルシーのようにお別れのその日まで幸せであってほしいと願うばかり。

2016/11/22

アン

猫のダルシーが「あたしの人間」と暮らしたかけがえのない日々。ダルシーの視点で、ひとつ屋根の下で暮らす飼い主との日常の出来事が丁寧に綴られ、嬉しさや安らぎ、困惑や恋しさなど、様々な感情が真っ直ぐ読み手の心に届き、愛おしさで胸がいっぱいに。ダルシーは媚びることなく人間と対等で気高く、自由で勇敢。そして全力で彼女を愛し、彼女の感謝の気持ちと優しい囁きや温もりで胸は満たされていきます。言葉が話せなくても心が通じ合う幸せ。挿絵と江國さんの訳も素敵なダルシーのひたむきな愛の物語。

2021/02/03

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