刑事の遺品 (小学館文庫 み 19-1)
刑事の遺品 (小学館文庫 み 19-1) / 感想・レビュー
タイ子
「刑事の血筋」改題。初読み作家さん。ストーリーの途中で話があっちこっちに飛んでいくのでちょっと戸惑いながら、後半にかけてだんだん面白くなっていくので読みごたえはある。警察官の父の後を継いだ2人の兄弟、弟は地方の県警の刑事。兄は警察庁のキャリア官僚。兄はある目的で弟と同じ県警に異動になってくる。内容自体は珍しくはないのだが、普段から交流のない兄弟が共に警察内部の不正に向かって次第に距離感を縮めていく過程がいい。弟の同僚、兄弟の家族の存在が作品の中で一息つける存在。もう少しこの作家さん読んでみよう。
2021/11/06
はつばあば
三羽さんの5冊目、積読本は2冊。今迄警察モノとは縁の無い作家さんだと思っていたからつい手を出してしまった。兄弟で父親の汚名を晴らす?どこかで読んだなぁと。大門さんの「不協和音」でした。警察官にはなりたく無かった兄・剣と高校卒業して警察官になった弟・守。父親の遺品から浮かび上がる闇。父親の同僚だった元二人の刑事。兄弟で父の汚名をそそぐ為に協力する・・警察上層部の魔物達と県警の庶民派警察官。国家権力・・いつの世も悪をも平気で握りつぶす。もしかしたら続き、又は別の警察物語を書いてもらえるかもしれないと期待する
2021/11/17
坂城 弥生
なんだかまだスッキリ解決していないようなモヤモヤが残った。
2021/06/28
蕭白
面白かったです。
2022/12/08
チェス
まあ、こんな感じで終わるんだろうなぁ。 楽しめた。
2021/09/09
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