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旅ドロップ (小学館文庫 え 4-6)

旅ドロップ (小学館文庫 え 4-6)

旅ドロップ (小学館文庫 え 4-6)

作家
江國香織
出版社
小学館
発売日
2022-10-06
ISBN
9784094071863
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旅ドロップ (小学館文庫 え 4-6) / 感想・レビュー

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シナモン

バターパンを買うために九州まで出かけていく、インターネットラジオで自宅に居ながら世界の空気を感じる、素敵だなぁ。ドロップのようにキラキラした旅に纏わるエッセイ集。江國香織さん、今まであまり接してこなかったけど、身近に感じることができて楽しめました。

2023/01/29

penguin-blue

江國さんが綴る文章は色合いがやわらかく、きれいで小さな日常の出来事や、男女のいさかいでさえも彼女が描くとファンタジーになる。小説ではその一見明るい光景の中に小さな引っ掛かりや、棘や、心がすっと冷えるような何かがひそんでいて、それが心に残るのだけれど。今回のエッセイにも彼女の世界が広がっていて楽しく読んだが、今の私には響かないのか何だか何も残らなかった。でも、それで正解なのかもしれない。心が疲れたりすさんでいる時のささやかな気分転換、ドロップが欲しくなるのはそういう時だし、その甘味に救われることもあるから。

2022/11/03

ダージリン

江國香織さんのエッセイは見かけると(文庫本なら)つい買ってしまう。短いのに一編一編に独特な空気感が圧縮されていて、読むとその空気がパッと広がるのが好きです〜。

2022/10/22

pirokichi

旅に纏わる詩3篇とドロップみたいにいろんな味わいがあるエッセイ36篇+番外篇。つばめのこととか日帰り旅行と日帰り出張の違いとか、お母さんとの旅のこととか、スドクのこととか…何とも言えない可笑しみがあってクスクスしてしまう。そういえばコロナ禍になって全く旅をしていないなあ。何だか億劫になってしまったなあ。私も地理に疎いので、ほうとか、あらまあとか、日々驚きの連続で旅にでたくなるという絵本「MAPS」を買おうかな。

2022/10/09

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

不満なところ:少な過ぎる。もっと江國さんの旅エッセイを読みたい。『最初に行く店のこと』は短編小説のようだったし、インターネットラジオについて書いた『はみだす空気』も良かった。『コーヒータイム』に出て来るインドネシアのコーヒージョイを食べてみたい。

2023/02/13

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