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謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1)

謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1)

謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1)

作家
東川篤哉
出版社
小学館
発売日
2012-10-05
ISBN
9784094087574
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謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

「お嬢様は〜でございますか?」は、名決めゼリフ!ほとんど一気に読み切りました。爆笑したくなる文章なのに、本格ミステリ。鯉ヶ窪学園のシリーズといい、東川作品は最高に楽しませてくれます!

2013/11/12

absinthe

「お嬢様の目は節穴でございますか?」宝生のキャラもいいが執事影山が目立っている。慇懃無礼な影山のキャラクターで持っている、コメディ調推理小説。本来なら慇懃無礼というのは最悪だが魅力が溢れている。コメディ色が強くてドラマ向けだな…と感じていたら本当にドラマ化されているという。キャラの造形が大げさすぎだが悪くない。謎ときは少し強引なのもあるがコメディ調の雰囲気でそれが目立たない。警部はむしろここまで特徴出さなかった方が良かったかもしれない。

2021/02/09

あきら

さすがは本屋大賞。 キャラクター設定、そのやり取りがめちゃめちゃ笑えて面白かった。 また、犯人は特定しても、犯人のドラマを独白するようなシーンは一切ないという潔さ。ここは斬新だなあと思いました。 ひとつひとつのストーリーも適量で、楽しんで読めます。 日々の隙間時間に、ちょっとした気分転換におすすめです。

2022/03/19

hit4papa

食わず嫌いの陥穽にはまってしまった本作品。結論から言うと、本格ものとして十分に愉しめます。事件が発生する → お嬢様刑事が上司にいじられる → お嬢様が混迷の極みに陥る → お嬢様をコケにしつつ執事が見事に解決してみせる、というパターンの短編集です。一本調子ではありますが、そこが謎解きに集中するには、心地良くはあります(集中しても真相は、容易には分からないのですが)。テレビをチラ見した記憶から言うと、原作の方がキャラが立っているように思いました。シリーズの続きを読むか否かは、積ん読本と要相談です。

2020/03/25

ナルピーチ

読みやすくて面白かった!大財閥の令嬢“宝生麗子”とその執事“影山”による短編ミステリの傑作シリーズ。この二人のコミカルなやり取りがいい感じを出している。毒舌キャラの影山にツッコミを入れる麗子、更には風祭警部の天然キャラも加わる。見せ方のスタイルは影山による安楽椅子探偵での推理劇。風祭警部<麗子<影山の順で事件のあらすじを辿り、解決へと導く。第6話では影山自身も事件に直接巻き込まれて麗子をサポートしている。ただ面白いだけでなく、ミステリとしてもとても秀逸。気軽にテンポ良く、サクッと読めた。

2022/02/02

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