阿・吽 (11) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
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阿・吽 (11) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
6巻で「あの日から一緒に行くと決めていた お前の道はここにある」と空海に引き留められたにも関わらず、一足先に最澄が帰国してから二人が再会する10巻まで、実に七年の月日を要した。やっと心通じる相手と巡り合えた至福の時と、同じ仏を選ぶと思っていた最澄が別の道を選んだと知った時がほぼ同時になってしまい、空海のそれぞれの表情の落差が印象的だ。今まで空海の後塵を拝してきたかに見える最澄の大きさがクローズアップされる巻でもあり、後に最澄と空海の不仲の一つと言われる泰範が、空海に惹かれる場面も描かれる。
2020/03/12
mono
日は己の光に焼かれないか…どちらのことを指して言っているのか。読み直さなきゃなぁ。智泉の生没年に驚いてしまった。いやまだ慌てる時間じゃないけど。
2020/03/18
素子
だんだん難しくなってきた。また始めから読まないと理解が追いつかない。どうもね、泰範が好きになれないし。変わらず描写が凄い。
2020/03/15
たー
ようやく会合した空海と最澄。ではあるものの、徐々にズレていく二人の想いが描かれます。読んでる身としては、やっと会えた!良かった良かったと思ったものの、実際は初めから求める物が違っていたのかもしれません。仏教の高尚な語りで言うとなんだか難しい気がしますが、でも理解されない理解したい苦しみっていうのは、天才じゃなくても誰しもが持つ悩みではありますね。まぁ、全然悩みの次元が違うとは思いますけど。なんとなく不穏な空気が漂ってますが、この先どうなるのか。更なる物語の高みに期待です。
2020/03/18
毎日が日曜日
★★★★
2020/03/14
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