重版出来! (20) (ビッグコミックス)
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『重版出来!』が11年の連載の末、完結! 「デビューし直すつもりで描いた作品」打ち切り後に開始した本作への思い。【松田奈緒子先生インタビュー】
『重版出来!』(松田奈緒子/小学館)
2012年9月から「月刊スピリッツ」に連載され、日本と韓国でドラマ化もされた『重版出来!』が2023年6月、ついに完結した。8月9日に最終巻となる第20集の単行本を上梓された松田奈緒子先生に、11年の長きにわたる連載を終えた心境などをお伺いした。 (取材・構成・文=成田全(ナリタタモツ))
【プロフィール】 まつだ・なおこ 1969年長崎県出身。96年『ファンタスティックデイズ』でデビュー。主な作品に『レタスバーガープリーズ. OK, OK!』『悪いのは誰』『雪月花 大門パラダイス』『少女漫画』『100年たったらみんな死ぬ』『スラム団地』『歌 文芸ロマン漫画傑作選』『花吐き乙女』『東北沢5号』『えへん、龍之介。』など。趣味は愛猫キッカを愛でること、歌舞伎鑑賞。
■打ち切り後、初の青年誌への連載
──長期連載、お疲れ様でした。
松田奈緒子先生(以下、松田):ありがとうございます。でも「そうか11年間もやらせてもらってたんだ」と現実に戻って、ビックリしました。毎月締切を守るのに必死だったので、あまり実際の時間という…
2023/9/26
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重版出来! (20) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
hiro
新聞の記事でこの漫画を知って読みだした。その後ドラマ化もされ、そのドラマも良くできていたのでドラマが終わっても漫画は最終巻まで続けてきた。途中からは購入するのは紙の本から電子書籍となり、この漫画で取り上げられた出版界の変化を実際に体験していったが、さらに進んだ漫画の世界同時配信やアクセシビリティ対応など、今後の漫画の変化も知ることもできたいいお仕事漫画だった。そして、一番心配していた伯の成長も強く感じることができ、安心して読み終えることができた。松田さんそして心も11年間ありがとうございました。
2023/08/11
りんご
これにて完結!いい言葉が大量にありました。「情熱で作られたものに、国境はないからな。」の五百旗頭さんのお顔が素晴らしく良いです。すっかり編集長。中田ド、、、伯の人としての成長著しい。彼にとって新しく知るものが本当にたくさんありました。「苦労や努力は自分だけのもので、成功はみんなのものなんだ。」ここに!彼が!行き着けた!そこに!ああー、漫画を作る話は面白いなー。デジタルへの移行とか、編集さんのあれこれとか本屋さんのことなど興味深く読みました。
2023/11/17
aisu
前巻の7ヶ国語同時配信から、今回は識字が困難な人向けの配慮について。アユちゃんのストーカー問題や、中田の親問題も決着。中田の成長でもあった。大団円。
2023/08/15
kei-zu
タイトルなんて読むのかな、と思った1巻から読み始めて、11年ですか。最終巻は、前に向かおうとする姿勢が信頼を紡いでいく大団円。お仕事ものって、良いですよね(o^-')b
2023/09/17
ぐうぐう
アクセシビリティ対応としての漫画。「漫画は少ない人数でとんでもなく大きい世界を創り出していく、奇跡みたいなものだから。その個性を活かす方向で、技術が発達するといいな。今はまだこれくらいしかできないけど、完璧はないけど少しずつ段階的にあきらめず続けていくこと。未来は必ずやってくるから。」帯の惹句が、またグッと来る。「描いて、刷って、売って、読んで、そこに在る「物語」を愛して、信じてーー」そう、自分もこの漫画の一員だったことに改めて気付かされる。全二〇巻『重版出来!』感慨無量の完結。
2023/08/27
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