黄昏流星群 (70) (ビッグコミックス)
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黄昏流星群 (70) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
いわゆるベタな不倫劇を描く「星影はるかに」だが、二組の不倫を交錯させながら、怖さを倍増させている。何より、不倫相手の女性の太々しさを、デスクに足を上げて電話している一コマで一瞬に理解させるうまさが弘兼憲史の魅力だ。「鬼の星家」も、異人を鬼に例えるベタさをあえて採用することで、ピュアな物語を際立たせている。
2024/01/25
fumikaze
1話目は、深追いしてくる女性が狂気じみていて怖い。2話目は、殺人犯(濡れ衣)の娘ということで差別されている女性と鬼と間違えられている外国人との恋愛。自分と違う他者や悪評がたった者は一生差別され続ける世の中。
2024/03/05
KDS
第70巻。「星影はるかに」と「鬼の星家」の二篇を収録。表題作「鬼の星家」は珍しく江戸末期の日本が舞台の一作。日本の伝承に出て来る鬼とか天狗とかいった人間型の怪物って、たいていは外国人のことを指してたんだろうなってことを改めて思わされた。
2023/12/02
CEJZ_
2023年刊。ラーメン屋へ行くと、ビッグコミックオリジナルを読み、黄昏流星群はまだ連載されているんだなあと思っていた。単行本の新刊を書店で目にすると70巻まで到達しているのかと知る。昔は人間交差点をよく読んだものだ。この巻では鬼の星家がファンタジックで?良かった。
2024/02/19
kazu2i
4
2023/12/30
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