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フランス革命の女たち:激動の時代を生きた11人の物語 (新潮文庫 い 147-1)

フランス革命の女たち:激動の時代を生きた11人の物語 (新潮文庫 い 147-1)

フランス革命の女たち:激動の時代を生きた11人の物語 (新潮文庫 い 147-1)

作家
池田理代子
出版社
新潮社
発売日
2024-01-29
ISBN
9784101048710
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フランス革命の女たち:激動の時代を生きた11人の物語 (新潮文庫 い 147-1) / 感想・レビュー

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あっか

文庫新刊。ベルばら作者池田理代子さんによる、フランス革命にて陰に陽に活躍した11人の女性の人生が綴られる。やはりマリーアントワネットの章は漫画以上にドラマティックで、読みながらかなり感情が入ってしまった。ベルばらは(幕末で例えると)どちらかと言うと幕臣側視点だけど、この1冊では、ベルばらでは物語上あまり語られなかった維新志士側視点がよく分かる!池田理代子さんの、女性への想いも乗っていて読み応えがありました。

2024/02/08

チューリップ

フランス革命の時代を生きた女性について紹介した本。革命で市民の自由を得ようとしていた人たちもそれが女性になると当たり前のように締め付けようとしているのが男性の身勝手さを感じたな。その中で自分の思うように活動したら捕まってギロチンになったり、簡単に人の生死を判断しちゃっているし結構怖い時代だよなと改めて感じた。池田さんはあとがきとかでも失礼な事言われた話を書いているし、他にも色々あったんだろうなと想像出来て、だからこそこの時代に生きた女性たちの気持ちも分かったんだろうなと思った。

2024/04/12

真朝

知っている人もいれば知らない人もいました。 激動の血腥い時代の変動期を生きた女性達です。 一つ一つの章がそれほど長くないのも良かったです。ここから掘り下げて知りたいと思える本でした。 ベルばらからもう50年。子供の頃にアニメを観て、大人になって漫画を読んで、そこからマリー・アントワネットのことを掘り下げて知りました。

2024/03/15

oanchan

フランス革命の頃の女性に焦点を当てた解説者。著者の歴史観が垣間見れて、とても興味深い。人権宣言といいながら、そこに女性が含まれていないことを初めて知った。市民の革命を凄いと思いつつ、その末路をみると果たして?、と感じずにはいられない。歴史って面白い。ベルばら好きなら一読の価値あり。

2024/02/12

ホリコシアイコ

「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子さんが描いたフランス革命前後の時代を生きた女性の物語。フランス革命とは一体何だったのか、とその片鱗をうかがい知る事のできる良書。母のマリー・アントワネットがまだ見ぬ夫との結婚生活に胸をときめかせていたであろう年齢に、娘のマリー・テレーズはと思うと泣けてきた。

2024/04/23

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