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お江戸でござる (新潮文庫)

お江戸でござる (新潮文庫)

お江戸でござる (新潮文庫)

作家
杉浦日向子
出版社
新潮社
発売日
2006-06-28
ISBN
9784101149202
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お江戸でござる (新潮文庫) / 感想・レビュー

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優希

江戸に生まれたかったと思いました。江戸の庶民の日常が手に取るように伝わってきます。江戸時代から語られているような様々な風景はとても豊かで、現代にはない景色が広がっていました。江戸に実際に住んでいたかのように語られるので、読んでいてワクワクします。お江戸ハンドブックとして最高で楽しい本でした。

2016/07/11

Shinji Hyodo

「ああ、早く江戸になればいい」いみじくも杉浦さんの述べたこの一言に江戸愛が詰まっているのですねぇ〜(^^)2世紀半続いた江戸の暮らしや風物を細かく解りやすく学ぶ事が出来ました。これまで私の江戸に関する情報と言えば主に宇江佐さんの物語から得る事がほとんどで(今読んでいるのも「寂しい写楽」ですが)その時代考証の素晴らしさも改めて認識する事が出来ました。しかし、杉浦さんも鬼籍の人なのですね…残念です´д` ;

2016/09/06

kinkin

ずいぶん前に読んだ本の再読。江戸の生活をとてもわかりやすく書いてある。今に比べれば電気も大きなエネルギーもない時代だが、書いてある内容からは当時の江戸は暮らしにくいところではなかったようだ。頭を働かせばいつでもベンチャービジネスや小さな思いつきが商売につながったようだ。その日その日がなんとか食べられたらよしとする世の中。宵越しの是には持たないという由縁はここにあるようだ。お金を蓄えても先行きが不安で過ごす現代、江戸の暮らしが羨ましい気もする。

2015/06/11

kinupon

江戸情緒たっぷりの本です。一般庶民の江戸が見えてきます。

2020/04/25

まーしゃ

『珍』『奇』『怪』は江戸っ子の心を掴むキーワードで珍しく、奇をてらった、怪しげなところのあるのが喜ばれる。粋な話だ。スッカリ江戸時代にタイムスリップして来ました。1番のビックリは『ありんす言葉』と言われるもの… それは各見世によって違うという事… 吉原共通のありんす言葉があると思ってた。この一冊は手元に置いておきたい、そして実際のNHKの『お江戸でござる』を観てみたかった。

2019/05/16

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