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スノーモンキー (新潮文庫 い 38-3)

スノーモンキー (新潮文庫 い 38-3)

スノーモンキー (新潮文庫 い 38-3)

作家
岩合光昭
岩合日出子
出版社
新潮社
発売日
2001-01-01
ISBN
9784101198132
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スノーモンキー (新潮文庫 い 38-3) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

長野の地獄谷のニホンザルたちの四季それぞれの表情を撮った写真集。奥さんとの共著なので岩合さん単独の著書とやや雰囲気が異なっている。日出子さんの文章は簡潔かつリズミカルで、サルたちの生態をくっきりと浮かび上がらせる。グルーミングや交尾、サルの骨の写真なども収められており、生物としてのニホンザルの姿が読者によく伝わってくる。温泉に入ってのぼせて顔を赤くしている親子の写真が、かわいかった。

2015/07/07

ばりぼー

長野県地獄谷の温泉につかる姿から、「スノーモンキー」として「ライフ」誌に紹介されて評判になったニホンザルの群れを、3年間に渡って追った写真集。人と似通った表情や仕草から、ついヒトの範疇に当てはめて理解した気分になりがちですが、「サルはサルでしかありえないし、また、ヒトはヒトでしかありえません。」と語るあとがきが印象的。3歳の娘が右肩を噛まれながら、その娘の低い視線でサルに肉薄していく姿勢に敬意を表します。ベストショットは、雪原に遊びに行こうとしている小ザルの足をひっぱって留めようとする母ザルの写真ですね。

2016/01/07

ふろんた

長野県の地獄谷に住む野生のニホンザルの写真集。無邪気なところだけを撮るのではなく、生死についても撮っているので、野生の息遣いが聞こえてくる。

2014/09/24

書の旅人

表紙の子猿に一目惚れ…。これはあおぞら図書館にと決め、即注文。言葉はいりません。子猿の仕種に笑みがこぼれてくれたら、満足です。犬も猫もパンダも、そして猿も、みんな同じ生きているのですから。

2017/07/29

たっきー

長野・地獄谷のニホンザルの写真集。季節の移りかわりとサルのありのままの姿が写し出されている。簡潔に書かれている文章もいい。

2015/09/11

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