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きょうも、いいネコに出会えた (新潮文庫)

きょうも、いいネコに出会えた (新潮文庫)

きょうも、いいネコに出会えた (新潮文庫)

作家
岩合光昭
出版社
新潮社
発売日
2006-03-28
ISBN
9784101198187
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きょうも、いいネコに出会えた (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

岩合さんのネコ写真+ショート・エッセイ集。雑誌「猫びより」の取材をまとめたもの。本書に収録されているのは、名古屋と松山を例外として、日本の北と東篇。いつもながらネコの顔と身体の表情の豊かさに感心する。また、それを巧みに引き出す岩合さんの写真もうまい。驚いたのは、弘前で白猫がすっぽりと首まで雪に埋まったいる写真。どうやら埋められたのではなく、好き好んで自分から埋まっているようなのだ。下北半島で吹雪に耐えるニホンザルの写真は、見ている方も寒気がしてくるが、こちらのネコは悠然としたもの。他にもなごむ写真多数。

2015/02/21

新地学@児童書病発動中

タイトルからして素晴らしい岩合さんによる猫の写真集。日本各地の猫がその街の風景と一緒に切り取られて、一枚の写真になっている。面白いのは、猫がうつっているだけでありふれた日本の街の風景が魔法を帯びて見えることだ。もしかすると猫は、日常の生活をちょっとだけ魅力的に変えてくれる魔法使いなのかもしれない。まあそれは冗談だが、ここに収められている幸せそうな猫の顔を見ていると、いつの間にか頬がゆるんで、あたたかなものが心の中に広がってくる。猫があまり好きでない方にもお勧めします。

2014/11/02

もんらっしぇ

たまに癒されたい時、BSでの放送でお世話になっており、感謝多謝です<(_ _)>ライフワークとなっている猫の撮影。自由で気ままな日本中のネコちゃんたちを追いかけて、全国津々浦々を巡っている写真家イワゴーさん。彼らを撮影するときのポリシーからテクニックまで余すところなく記されていながら、(大判の写真集もいいですが)手ごろな文庫版が嬉しいです。ネコはヒトを観察することのプロフェッショナルなんですね~しっかりヒトの心理を読み取ります。そんな岩合光昭さんへの100の質問も。

2023/09/10

パフちゃん@かのん変更

絶対にネコ派というわけではなく、ネコでも犬でも人の子でも可愛いものは可愛い。目次の次の扉写真のネコがぞくぞくしますね。小樽の黒白のネコの横顔もすごくカッコいい。そして岩合さんちの柿右衛門ちゃん、三毛猫なんだからメスだと思うんだけど、「なんか文句ある?」と言いたげな迫力のある顔、ドヤ顔というんでしょうかねぇ。堪能しました(^^)v

2014/05/29

岩合さんありがとう!私も、良い猫見させていただきました! 表紙の、猫背のミケちゃんの後ろ姿も可愛いですね^^ ノラネコが、気づかれているのに気づかれていないフリをして、目を合わせずに去っていくシーンや、逆に立ち止まって何か用かと前足をあげる動きがたまりません^^ノラ最高♪

2016/02/13

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