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月まで三キロ (新潮文庫)

月まで三キロ (新潮文庫)

月まで三キロ (新潮文庫)

作家
伊与原新
出版社
新潮社
発売日
2021-06-24
ISBN
9784101207629
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ジャンル

月まで三キロ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ゴンゾウ

伊与原新さん、初読でした。理系的知識がkeyになっている上質な短編集でした。大きな事件が起きるわけでないが人生の中で起きるちょっとした出来事をミステリー調に仕上げている。文章も読みやすくあっという間に作品に引き込まれました。【新潮文庫の100冊 2021】

2021/07/20

あすなろ

伊与原氏が新潮社担当編集者に勧められて描いた普通の小説集。その経緯は、巻末の逢坂剛氏との対談に書かれている。でも僕にはこの短編集も先日読了した八月の…も普通とは思えない。それは、理系知識を活かしてそれらをモチーフとし、人への想いを温かく編むことが出来る稀有な方が伊与原氏だと思っているので。この短編集に収録されているどの短編にもそれを感じ、どれも気に入って読了したのである。

2021/07/26

サンダーバード(読メ野鳥の会怪鳥))

伊与原さんお初でした。六話からなる短編集。月の蘊蓄に詳しいタクシー運転手に、気象予報士、アンモナイトの化石を発掘する元博物館長…。ちょいと「オタク」な登場人物が多いなあと思ったら作者は東大大学院で地球惑星科学を専攻とある。なるほどね、だからか。でもそうした理系的な装飾を取り除くと、人の心に優しく響く物語。重松さんに理系テイスト加えたような感じでした。良かったです。★★★★

2021/07/25

mayu

2021夏の100冊。人生でうまくいかない時、立ち止まってしまった時。太古の昔から繰り返されてきた自然の理にふれて思いを馳せることで励まされたり、癒されたり。月までの距離、雪の結晶、アンモナイト…。科学は無機質で難しい学問だと思っていたはずなのに、優しく包みこまれるようなあたたかみを感じた。「わかるための鍵は常に、わからないことの中にある。」わかったふりはもうやめて、その中に隠されている真実に向き合う勇気を持ちたい。どうしようもなく落ち込んだ時には、私も月に一番近い場所で満月を見上げてみたい。

2021/07/27

伊与原新さん初読み。短編が6編で、最初の表題作でかなりハマりそうな予感がした。理系の話が出てくる作品は苦手なはずなのにすいすい読めてしまう。全作品良かったけど、表題作と「エイリアンの食堂」が特に好みだった。星の話とか所々難しい語句が出てくると苦手意識の方が先行して読み進められなくなるタイプな自分が、すいすい読めちゃったのは子供の鈴花ちゃんがひらがなでリピートしてくれるからかな。自分は理系じゃないからな~とこの作品を読んでない人にもおすすめです。

2021/07/17

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