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退屈姫君 これでおしまい (新潮文庫)

退屈姫君 これでおしまい (新潮文庫)

退屈姫君 これでおしまい (新潮文庫)

作家
米村圭伍
出版社
新潮社
発売日
2008-12-20
ISBN
9784101265391
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退屈姫君 これでおしまい (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ドナルド@灯れ松明の火

退屈姫君シリーズもおしまい。でも最後は猪鹿蝶シスターズが大暴れする!菊の花競べでまたも田沼親子との対決。お仙が熊野の忍び達と死闘を演じてあわやと手に汗握る。最後はめだか姫も懐妊とめでたしめでたし。特別付録「それからのみんな」に描かれる主人公たちの後日談も楽しい。あーあ、終わってしまった。次は「面影小町伝」を読もうっと。

2013/03/29

さら

このシリーズやっと読み終わりました。非常に読み易い時代小説でした。めだか姫のことですから、きっと子どもが生まれても冒険はやめられないでしょうね。

2017/06/30

ひかつば@呑ん読会堪能中

退屈姫シリーズの最終巻。猪鹿蝶シスターズの捜索と菊合わせを舞台とした 田沼父子との対決話は、暗号の謎解き、強敵4人を相手するお仙の闘いぶり など盛り沢山だったが、これで終わってしまうと思うとチト寂しいな。

2013/08/30

うずら

退屈姫君シリーズ第4弾。完結篇となる今作は、めだか姫の姉である猪鹿蝶シスターズの失踪騒ぎに始まり、菊の品評会が絡んだ田沼の陰謀で、「すてきすてき!」な天下の一大事。変り咲きの花の育て方の薀蓄や、いろは歌以外の手習い歌など興味深かった。巻末にある特別付録のそれからのみんなは、嬉しいおまけでした。勧善懲悪で爽快な物語、楽しかったです。本シリーズの前にくる『風流冷飯伝』と、後に続く『面影小町伝』も、機会があったら読んでみたい。

2014/04/08

renren

シリーズ一気読み! あー面白かった。語り口の柔らかさ、キャラ造形のかわいらしさと、ちょっとだけ混じるブラックユーモア。浮世離れしてるこんなことありえないってったらそうなんだけど、登場人物一人一人がたまらなく魅力的でかわいいんだよねえ(敵役の田沼でさえも)。この楽しくてふんわり幸せな感じ、どっかで、と思ったら、川原泉さんの漫画だわ。ウンチク感とか、のほほんと明るいキャラとか、悲しみや嫉妬やままならぬことたちも存在は認めたうえで、ほわーっと包み込む感じとか。この作者さん大好きだわ。挿絵も良。

2012/07/21

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