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トリニティ (新潮文庫)

トリニティ (新潮文庫)

トリニティ (新潮文庫)

作家
窪美澄
出版社
新潮社
発売日
2021-08-30
ISBN
9784101391465
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ジャンル

トリニティ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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カブ

1960年代の出版社で出会った三人の女の生き様。ライターの登紀子は三世代物書き。貧しい田舎からやってきて才能を開花させたイラストレーターの妙子。出版社のお茶くみから専業主婦となった鈴子。幸せって何?本当の幸せってどういうこと?すごく面白かった。

2021/09/30

ピロ麻呂

読むのに時間がかかった😅今までの窪美澄作品とちょっと違った堅いストーリーという印象。高度経済成長期、女性が社会で活躍し始める時代、仕事か?家庭か?どちらを優先すべきか悩む女性たちを描く。今ではたくさんの女性が社会で活躍してるけど、でも日本は男女均等ランキング先進国最下位😢もっと男女差別が改善されるべき。そのためには女性が首相になって日本の社会を変えて行って欲しいなぁ。

2021/09/23

水色系

3人の女性の人生。骨太な連続ドラマを見終わったような読後感で、しばしぼんやりしている。自立した女性を目指すフリーライター、時代の寵児となったイラストレーター、寿退社し専業主婦となった元OL。三者三様の生き方がそこにはあって、時代が昔でも今でも、何が幸せなのかっていう価値判断は自分がすることだなと強く思った。小説に、今を生きろ、と励まされたような気がした。

2021/10/10

hirorin

2年前直木賞候補、そして小田作之助賞受賞。50年前に出版社で出会った3人の人生が何十年の時を経て交差し昭和・平成~未来へとつなぐ。実在の人物ら着想を得たフィクション。だけど、びっくりしたよ。登紀子のモデルが三宅菊子←知らなかったんだけど、彼女は三宅やす子の孫にあたる。三宅やす子は女流文壇史に必ず名前が上がる人。ええ~この人だったの?大橋歩さんは、今も活躍しているけれどこの人も出てくる。疎開・終戦・お勤め・学生運動・結婚・新しい文化の始まり。読んでいるとすぐにあああれかあ?って分かる。★

2021/09/15

ゆうすけ

窪さんの新潮文庫はなぜか『ふがいない僕は空を見た』から全部読んでいます。他の出版社から出ている作品はあまり読んだことないのに。装丁が素晴らしいのは間違いないですね。今回の作品は今までで一番の長編で、且つ作風もずいぶん違う。半世紀に渡る女性たちの生き様を描いている。主人の一人の鈴子の孫が祖母たちの世代を振り返りつつ描くというのが面白い。半世紀経っての社会の本質的な部分ってそんなに変わらないのですね。三島とか天皇の出し方がうまい。ちなみに織田作之助賞の作品は西加奈子『通天閣』以来だなと読み終えて気づく。

2021/09/12

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