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朝焼けにファンファーレ

朝焼けにファンファーレ

朝焼けにファンファーレ

作家
織守きょうや
出版社
新潮社
発売日
2020-11-26
ISBN
9784103537113
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朝焼けにファンファーレ / 感想・レビュー

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みかん🍊

これから法律家を目指す司法修習生たちは班に分かれ弁護士事務所、裁判所、検察庁で修習していく、それぞれの場所で彼らを見守る先輩たちの目線からと最終章は一人の修習生の目線で描かれる、派手な容姿で目立つが優秀で気配りの藤掛をキーマンに関わった事案にも考えさせられたりちょっとした謎解きもあり、爽やかなリーガル青春小説、面白かった。藤崎や柳などをはじめ魅力的なキャラクターが多かったのでそそれぞれのその後が描かれた続編が作れそう読んでみたい。

2021/04/02

ままこ 🌸

司法修習生たちと修復先の上司の視点で描かれる清々しいリーガル小説。裁判所、検察庁、弁護士の事務所に班ごとに分かれて実務を学んでいくのだが真摯でひたむきな姿は読んでて気持ち良い。心に響く言葉もいくつかあり、ちょっとした謎解きも上手く絡んで物語の深みを増している。本番さながらの模擬裁判も読み応えあり。志を胸に、法律家への道を一歩踏み出した彼らにエールを送りたい。その後の活躍が見たいので続編希望。色々と陰日向に活躍した藤掛は凄腕弁護士になりそうだ。

2021/03/05

私が今から司法試験に合格する確率は0.00%だ。けど「もし選べるならば裁判官、検察官、弁護士のどれになろうかな」と想像することはたまにある。そんな私の戯言を満たしてくれるような、法律家のタマゴたちの連作短編集。司法試験に合格し修習生となった彼らについて知ることができたし、堅苦しすぎずライトすぎずちょうどいい文章。3章は重い内容で暗くなったが、全体を通して一見チャラ男のキーパーソン藤掛君が非常に存在感を発揮している。オリラジの藤森君を想像しながら読んだ。面白い本だった。私はやっぱり検察官がいいかもしれない。

2021/03/18

シャコタンブルー

現役の弁護士である著者が書いた司法修習生たちの4話の連作短編。裁判用語もたくさん出て、少々読むのに難儀する部分もあるが彼等、彼女等の法律家を目指す向上心や追求心は伝わってくる。模擬裁判のシーンは被害者の立場になって真剣に議論し悩む姿に共感を覚えた。実戦訓練を通して他人の置かれている状況を分析、把握し己の糧として成長していく姿が眩しい。見た目が派手な藤掛、天才の柳もいるが、一体誰が主役!?と思ったのも事実。盛り上がりに少し欠けたような気がしたので、嫌味や癖のある脇役が登場すればファンファーレが響いたかも。

2021/01/19

ぶんこ

司法修習生たちが弁護士事務所、裁判所、検察庁と実習を重ねていく過程での、それぞれの役割がとても理解できました。特に印象的だったのが、少年審判では被害者が重視されず、加害者の更生に最善を尽くすとあり、松枝さんと同じく被害者の無念を思うとなんとも言えない気持ちになりました。その被害者の代弁者が検察官とありました。最後の模擬裁判後に「無実の人を無罪にできなかったらーーーなんて怖い仕事なんだろう」と長野さんが思ったように、私も人を裁く仕事はきついだろうなと思いました。

2021/02/23

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