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もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル

もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル

もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル

作家
荻上チキ
出版社
新潮社
発売日
2023-11-29
ISBN
9784103553816
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ジャンル

もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル / 感想・レビュー

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びぃごろ

ラジオで知る。チキさんが本を出した、一人に絞れず何人も好きになってしまう?「ポリアモリー」って??いやはや驚いた。LGBTQがかなり浸透してきたが、また新たな形態・関係性を唱える言葉の出現である。現代日本では単数愛、一対一で付き合うべきだという社会的価値観がある。同性愛は「理解できること」だが、複数愛は「いけないこと」と考える人が多いだろう。私もこの本を読むまではそう信じきっていた。もはや同性婚だけでなく単一の婚姻制度では収まらない、アメリカの複数の都市では複数パートナーシップ制度が条例化されていると!

2024/03/30

ハルト

読了:◎ ポリアモリー。複数人を同時に愛せる人々。正直理解が及ばない関係ではあるのだけれど、そういう概念を持ち、実際に複数のパートナーと共に暮らし子を成して生活しているという人もいることに驚く。好きな人が増えても愛は減じず、同じ熱量でパートナーたちを好きでいられるというのは、不思議な感覚。でも、こういう関係があってもいいのだと、本書を読んで容認したくはなった。ただ社会制度的には認められるのはまだまだ難しそう。それに当事者同士も、嫉妬心があったりもして、複雑な関係性だと思う。徐々に認知されていけばいいと思う

2024/01/23

二人娘の父

適当な表現とは言えないかもしれないが、率直に本書から受けたのは「衝撃」である。性的指向の多様性以外にも、性的関係の多様性ということがあり得る...冷静に考えればその通りなのだが、それは従来社会規範のなかで抹殺されてきたもの。そこを掬い取り、光をあてた著者の研究姿勢には脱帽である。もう一つの衝撃は「自分もそうなのかもしれない」という当事者感覚。これまでまったく心の中に閉じ込めてきた思い・気持ちが、実は解放の道があるのかもしれない(まだ確信はできていないが)という感情である。きわめて貴重な読書体験となった。

2023/11/30

はるのびん

ポリーな人たちの話を読んで「分かるわ!」とか「確かに!」ってなったと言うことは自分はポリアモリー傾向があるのかな?でもそもそも特定のパートナーがいても「あの人素敵だな」「なんか波長が合うな」「もっと話をしてみたいな」なんてことは誰しもあるのでは?これもポリーなのかな?

2024/02/07

おさと

言葉としては知っていたポリアモリー、実状を知ることができた。ほんとに、性の認識や性的思考はグラデーションなんだと実感した。

2024/01/06

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