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社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

作家
荻上チキ
出版社
翔泳社
発売日
2023-12-22
ISBN
9784798174488
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社会問題のつくり方 困った世界を直すには? / 感想・レビュー

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けんとまん1007

社会問題をどう捉えるか。ここから始めてみよう。そこから、それをどう分析し、どう動きを創っていくのかを端的に書かれている。これは、社会問題の社会の大きさ・範囲をとらえ直すことで、いろいろな範囲・分野でも当てはまること。観察することの重要さを考える。そこから、関わる人を少しずつ辿っていく。関わる人を広げていく。その途中経過を振り返りながら、次のステップにすすむ。階段を一つ上がると、見えてくるものも違う。小さく始めて大きく育てる。

2024/02/22

Mc6ρ助

言ってることは正しいと思うが、この方法では裏金ドスコイな人々に負けてしまうと(ザイム大臣がダツゼイのお墨付きを与えているのか(えっ、訂正したって!?))爺さまは気が気じゃない。それ自体アッチの土俵で相撲を取ってしまうことでお作法に反することは言うまでもないけれど、負け癖の付いた我々はどこに光明を見出すべきか途方に暮れてしまう。(失われた30年が我々を失うことが日本を失うことと証明するのはいささか寂しい。)

2024/02/26

二人娘の父

「あまりにもシンプルかつ読みやすいので、何も考えずに読むと、ほとんど頭に残らないのではないか」などという感想は礼を失していると思う。著者の想定する読者は、当事者。あらゆる問題に直面し、解決を切望する当事者であろう。当事者ではないものが、そうした境遇にある方々を嘲笑、冷笑するようなことはあってはならない。問題は社会で起きており、それは社会として解決することである。そうした思考、視点をひとりでも多くの日本に住む人々が会得することが、この国を住みやすい社会に変えていくための、必須の課題であろうと考えた。

2024/01/25

Mayuko Kamiwada

疑問に思っても、そういう社会だからしょうがない。みんな、同じ条件で我慢しているのだから自分もしょうがないと思わないといけない。そう考えていた。ただその当たり前に慣れる必要はないことを教えてくれた。自分だけではなく、自分と同じように不満を抱えているかもしれないと考えたことがなかった。声をあげることを恥ずかしく思わずに調べて行動することが大切だと書かれていた。仲間を集い、声を出すことで解決ことができるかもしれない。諦めることに慣れないで社会がいい方向に変えていく一歩を踏み出していきたいと思った。

2024/03/08

西島鎧武

これから、既存のルールを変えたい、社会のルールを変えたい、という志をもつ人には、とてもわかりやすく、とても心強いハンドブックだと思った。社会はかえられる。

2024/02/21

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