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アッコちゃんの時代

アッコちゃんの時代

アッコちゃんの時代

作家
林真理子
出版社
新潮社
発売日
2005-08-30
ISBN
9784103631095
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アッコちゃんの時代 / 感想・レビュー

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あつひめ

私もバブル期をそこそこ味わった世代です。なので、アッコちゃんの暮らしぶりが身近に感じられます。これはまさにその時代を生き、バブルの喧騒をBGMに読むことによって林さんが表現したい「小悪魔」がわかるのかもしれません。お金をそこそこ持っている男は求めるもの何でも手に入るような気になっていた。バブル期の売り手市場のように女の方が男をより取り見取りで選べたのかも。そんな時代を象徴するような生き方…これはいくら想像しても想像しきれないかもなぁ。アッコちゃんアッコちゃんって自分を呼ばれているみたい…。不思議な気持ち。

2011/06/08

そのぼん

バブル時代のギラギラした雰囲気が全開の作品でした。 男を手玉に取る『悪女』とされる主人公も、見方を変えれば時代に踊らされた人物に見えてくるから不思議でした。

2012/05/12

ミーコ

可もなく不可もなく!?終わった感じ。 美人は得?なんでしょうけど アッコちゃんは 薄っぺらな感じがします。(憎めない所は有りますが) 林さんにしては ちょっと物足りなさを感じてしまいました。

2013/10/02

ごへいもち

さすが林真理子、読ませる。でもなんだか薄汚れた感じ。モデル小説だそうだけれど終盤に出てくる小アッコとか粕谷とか堀内とか彼が付いていた女優とかは誰なんだろう

2023/12/29

yuki@おぐ

【図書館】林真理子氏の書く女性はこのアッコちゃんが原型なのかな?この女性が林氏の原点?と思った。バブル真っ只中世代ですが、都会のど真ん中に居てこそのバブルだったし、あぁこういう時代だったと、バブルに踊らされた日本人の愚かさが懐かしい。土地神話、信じてたなぁ(笑)やっぱり美人はお得?いやいや、自分で立ってないところが危うい?どちらにしても自分には考えられない人生。のぞくのには面白いけど。読メさんのレビューで、略奪された女優さんが風吹ジュンさんと知った、へ~って感じ。作中の作家はご本人でしょうね??

2014/03/21

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