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DJヒロヒト

DJヒロヒト

DJヒロヒト

作家
高橋源一郎
出版社
新潮社
発売日
2024-02-29
ISBN
9784104508037
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DJヒロヒト / 感想・レビュー

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アキ

高橋源一郎の飛ぶ教室でDJゲンイチロウをずっと聞いてきていたので、ラジオ番組の内容を思い出しながら読み終えた。ラジオが始まったのは1925年大正14年のこと。ヒロヒトが森鴎外からラジオのことを教えられたのは史実かどうかわかりませんが、第二章震災の女たち、と第三章ぼくらは戦場に行った、は震災や戦争を経験した作家たちの文章を元に多くのエピソードを読み、人間の性を強く感じる。今は平和なこの国でも、いったん事があれば、すさまじい顔つきとなって無辜の民を虐殺することを厭わない歴史があったことを忘れてはならないのだ。

2024/05/05

踊る猫

実に鮮やかに(それこそヴァルター・ベンヤミンばりのナイスなDJとしての凄腕を見せつけつつ)高橋源一郎は虚実・夢現を巧みに混交させて唯一無二のハイブリッドをこれでもかと繰り出していく。どんな切り口の分析にも耐えうる懐の深さと確かなメッセージ性を備えた骨太な思索の結晶だが、ぼく自身はここまで自在に改変された歴史(ナウシカさえもが重要な登場人物としてミックスされる)がしかし「デタラメ」かつ「無責任」なナンセンスに堕していないところにこの著者の愚直な姿勢を見る。天皇という語りにくい題材を呑み込むポップの底力に唸る

2024/04/13

えも

4つの章からなる、戦争の悲劇をテーマにした長編小説。というより、様々な断片からなる組曲といった感じ。いずれにせよ超大作です▼特に冒頭の、ヒロヒトと南方熊楠の会合が印象的。青年ヒロヒトの無垢な感性と好奇心が、博覧強記のクマグスと相通ずるものを持っているくだり。粘菌をはじめとする生物全体、あるいは森羅万象への敬意が、戦争へのアンチテーゼとしてこの組曲を貫く重低音となっています▼後半の、ラジオ放送が時空を超えて混線していく様もいい。中島敦と慰安婦MYとの純愛がね。

2024/05/11

OHNO Hiroshi

パロディ、とかコメディとかで、エンターテイメントとしておけばいいの? 笑えん。

2024/05/19

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