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JAに何ができるのか

JAに何ができるのか

JAに何ができるのか

作家
奥野長衛
佐藤優
出版社
新潮社
発売日
2017-06-30
ISBN
9784104752126
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あらすじ

「世界に勝つ農業」こそが日本の最重要課題だ。ポストTPP、農政改革、食の安全、従事者の高齢化と後継者不足、ITとAIが切り拓く新領域。岐路に立つJA(農業協同組合)は何を目指し、どこへ向かうのか――日本の農業が抱える問題をあぶり出し、その解決策を探る、改革派の農協トップと舌鋒鋭い論客による最強対談。

JAに何ができるのか / 感想・レビュー

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ky

JAをヨイショする本と思っていた。実際読んでみると、改革の成功事例を多数挙げ、日本農業の将来は明るい、との印象。数年前に農協批判の書を読んだ。農協が日本の農業を駄目にした云々とあった。また、農政は全く駄目、お先真っ暗、との批判本も何冊か。会長が代わったことにより、事態は改善されつつあるのか、TPPであれこれ対策を考えたことにより、関係者の意識改革が進んだのか。農業を扱った書だけれど、佐藤が薦める本は農業の枠を越えて広がる。

2018/05/19

Happy Like a Honeybee

尖閣諸島と農業の経緯が興味深い。八十八の手間がかかるから、米と言う字を書く。農業は資本主義に馴染みにくいが故に、農業を精密に分析すれば各国の資本主義が理解できると。

2017/08/16

coldsurgeon

日本の農業が抱える問題は多々ある。農政改革、食の安全、従事者の高齢化と後継者不足、そしてアメリカのTPP離脱。農業協同組合は何を目的とし、どこを目標とするのか、気になっている。投資家に対し利益をきちんと還元し、責任を取らなくてはいけないのが株式会社。協同組合は、事業を利用するため自分たちがお金を出し合う組織であり、共助を基本とする組織。協同組合らしさとは、トップダウンではなく合意形成の仕組みが組み込まれていることだ。地域の特性をよく観察し、地域に益となる事業を展開することがJAにとって、今大切なことである

2017/07/13

丸山ブロざえもん

作家・佐藤優氏と元JA全中会長・奥野氏の対談がまとめられた一冊。 佐藤氏の博識ぶりもさることながら、奥野氏の見識の深さに驚いた。 協同組合としてのJAの存在意義や、2人の持つ農業の価値、国家における農業の位置付けについて論じられている部分は日本農業を考える上で大変勉強になる。農業の問題を論じる上で国家観を欠かすことはできないという両氏の考えは、輸出振興が盛んに議論される昨今において今一度己に自問すべき部分だと感じた。

2018/08/20

バルサン聖人

佐藤氏とJAの奥野氏の対談本。何というかもっと知的談義やらTPPの話やらが来るのかと思ってたら、そんなことはなくてちょっと拍子抜け。田舎に住んでいる身としては、共助の精神についての指摘はひどく身にしみる。共助できないから僕は困っているわけだけど笑 資本主義の弱点が見えたといわれているこの時代に、農本主義や共助の考え方を分かりやすく打ち出したこの本は地味に重要な対談本。満足でした。

2018/06/23

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