KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝 (新潮新書)

本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝 (新潮新書)

本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝 (新潮新書)

作家
小谷野敦
出版社
新潮社
発売日
2016-10-14
ISBN
9784106106880
amazonで購入する Kindle版を購入する

本当に偉いのか あまのじゃく偉人伝 (新潮新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

この人については好きな人と嫌いな人にかなりわけられるのでしょう。私は別にどうということもないのですがこのような筆者の見方も常々あるべきではないかと思われます。私もへそ曲がりなのでしょうね。この本に書かれていることは結構今まで自分が感じていたことなども否定されるのですが、あってもいいのでしょう。

2017/02/25

夜勤中の寺

面白かった。歴史上の偉人とされている人達の再検討(一部まだ生きている人もいる)。私の好きな人物も取り上げられているので、読んでいて刺激があった。好き嫌いと偉いかどうかはまた別だと改めて納得。楽しく読了。共感する事が多かった。石田三成の話などよくわかる。私も老いてきて、かつて好きだった人物に魅力を感じられなくなる事が増えた。下手すると嫌いになっている。有名人を尊敬する事も無くなった。淋しい事だと思っていたが、自分の知識が更新されているのだと思うと悪くない気もする。読みたい本も増えた。

2016/10/16

ヨーイチ

思ったよりショックや怒りが湧かなかった。「明治の偉人は底上げされている」とか「漢文崇拝で必要以上に持ち上げられている偉人がいる」とかの傾向が有るって話は覚えておいてもいいかもしれない。既に偉人って言葉自体が胡散臭い時代なのだ、と気がつく。子供時代は読書入門として伝記は有りだろうが、大人になってからは自伝と評伝を求めるのが普通だろう。好きな作家を貶されると多少は凹むが(どうも権威に弱いねえ)作者の評価する作品がこれまた捻りがあって「まぁそういう人か」で落ち着く。面白そうな文献が豊富なのは有難い。

2016/12/09

keiトモニ

“脱亜論というのが福沢の汚点と言われたりしていて…どうでもいい”☚そんなことはなく新脱亜論を出された稀有な先生もいます。“朝日新聞も近頃評判が悪いし部数も落ちているから読者を取り戻そうと、こころ、三四郎、それから…と再連載するありさまである”☜そうしなけりゃ捏造・虚報して部数アップするしかないのです。ンでご本人“閉所恐怖症だしADHDのケもあるから…”そうなのか。だからツイッターで嫌煙を言った好人物を直ぐ様ブロックするのか。鏡花のように何らかの形で精神を…?歌舞伎の自然消滅の他は特に感心したものもなく…。

2017/02/12

gtn

俎上に載せた者の著作、評伝等文献に広く当たり、読み込んでいる。それを基として、かつては「本当に偉い」と思っていた人物に対する評価の変遷を正直に綴っている。その説得力故に、反論大歓迎」と言う著者に、反論どころか大半共感した。

2021/07/18

感想・レビューをもっと見る