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新宿二丁目 (新潮新書)

新宿二丁目 (新潮新書)

新宿二丁目 (新潮新書)

作家
伏見憲明
出版社
新潮社
発売日
2019-06-14
ISBN
9784106108181
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「新宿二丁目 (新潮新書)」のおすすめレビュー

どうして新宿二丁目にゲイバー街が生まれたのか? を歴史的に探究した興味深い1冊!

『新宿二丁目(新潮新書)』(伏見憲明/新潮社)

 2019年の春ドラマでは、LGBTを主人公にしたドラマが賑わいをみせていた。7月9日配信の日刊ゲンダイDIGITALによれば、「専門誌『ザテレビジョン』のウェブサイトがSNSなどを独自調査した人気ドラマランキングを見ると、1位にテレビ東京系『きのう何食べた?』が輝き、NHK『なつぞら』を2位に退けている」そうだ。

 さらに、「昨年大ヒットした『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)もゲイの恋愛を描き、話題になった。そのヒットを受けた今年も主人公がゲイの教師の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)、『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)などが放送され、ドラマ界でLGBTはすっかりブームの様相だ」と報じていた。

 諸外国に負けず劣らず、LGBTを擁護する風潮が高まりつつある日本だが、今や世界を代表するLGBTのサードプレイス(自宅、仕事場に次ぐ第3の居場所)に成長したともいわれるのが、新宿二丁目である。ところで、現在の二丁目界隈には、いったいどれくらいの数のLGBT系飲食店があるのか?

■400軒も…

2019/8/7

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新宿二丁目 (新潮新書) / 感想・レビュー

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Tomomi Yazaki

なぜこの新書を手にしたのか?ゲイへの偏見を払拭する事が出来た『きのう何食べた?』の影響に他ならない。この著者も実は新宿二丁目でゲイバーを営む正真正銘のゲイである。今の新宿二丁目はゲイ観光の街に変貌している。この本では、江戸時代から今に至るまでの成り立ちを、著者の地道な調査・探索で細かく調べ上げられている。著名な文豪や有名俳優・女優も多数登場し、踏み入れたくなる誘惑に駆られる。これは、新宿二丁目という不思議な街の疑問を解き明かす旅を共にでき、LGBTに希望という名の光を当てた、至って真面目な歴史読本である。

2019/10/14

ステビア

もともと色街だった土地柄と60年代後半のカウンターカルチャー・アングラ文化の影響で現在の二丁目が形成されていったと分析。

2020/05/23

uniemo

LGBTについて全く偏見はないけど興味や知識も無かったのですが、知り合いが以前と違う性になり、学生の頃から新宿二丁目に通っていたと聞き本作を読んでみました。LGBTの方の苦しみを知り合いから聞いたのですが、昔はこんな差別的な表現が雑誌等にも載っていたことに驚きました。また二丁目は元々赤線のまちだったのが売春防止法以降ゲイバー街に変わっていく歴史が丁寧に調べられていて読み易かったです。

2019/11/13

chitotaka

新宿二丁目が江戸期の内藤新宿の時代から、今現在の日本最大のゲイタウンとして名を馳せるまでの街の歴史が丹念に書かれている。立地、周辺歓楽街の衰勢、戦災、代々二丁目に暮らす住民たちの意識など、様々な要因があって今があるということがわかり、まさに「街に歴史あり」という感じ。二丁目にかつてあった数々の有名店の経営者についても詳しく書かれていて興味深い。男性同性愛者が集まるバーと女装系バーとではそもそも客が求めるものが違い、長年あまり交流もなかったというのは知らなかっただけに驚いた。

2019/12/30

白いワンコ

いま秘かに熱い「新宿本」の中でも読みやすかった一冊。どうして二丁目にゲイバー街が生まれたのか?、一九六〇年代後半の成立時に焦点を当てて書かれています。実は生業関係の事務所が二丁目にあり、昼間の光景はよく知っていますが、夜のそれはあまり知らなかったので、とても興味深く読み進めました。御苑通りの結界を越え、これからも二丁目を訪れ続けることでしょう(ただし昼間ね!)

2019/09/05

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