幕末 暗殺! (単行本)
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幕末 暗殺! (単行本) / 感想・レビュー
いつでも母さん
歴史時代小説界に『操觚の会』が出来たそうだ。その面々による第一回目は幕末の暗殺を題材のアンソロジー。流石に幕末、暗殺のネタは溢れるのだろう。どれもその場に居るかのような気にさせてくれる。好みは様々だろうが今回『刺客 伊藤博文』『血腥き風』『裏切り者』あたりが好きだった。女性作家の『アミの会(仮』』と言い、なかなか面白いアンソロジーが読める楽しみが出来たように思う。次も楽しみにしたい。
2018/02/13
ポチ
操觚(そうこ)の会のメンバーによる、7話のアンソロジー。「血腥き風」「裏切り者」が特に良かったかな。今後、どんな歴史に題材を取った作品を送り出してくれるのか楽しみです。
2018/02/22
真理そら
七人の作家による幕末の七人の暗殺話。早見俊、鈴木英治などの幕末暗殺物が珍しい気がして楽しく読めた。特に早見さんは伊藤博文の暗殺というある種デリケートなテーマだったのでお得感?があった。またこういうアンソロジーを読みたいと思った。
2019/10/14
ASnowyHeron
”暗殺”というテーマの短編集、おもしろく読めた。7人の作家がそれぞれのテーマで作品を書き上げていてるのに、根底には統一感があって、なかなか心憎い編集だと感じた。
2018/04/15
かいゆう
7人の作家のアンソロジー。少しずつ被ってるので繋がっているようにも読める。これまでも触れてきたことのある暗殺の場面を、暗殺者側から見てなかなか興味深かった。特に斎藤一。何とも複雑な間者の立場でありながら、藤堂や土方と向かい合う姿を見ていると、この人の物語をもっと読みたいと思った。孝明天皇の死の疑惑も知らなかった。龍馬だけはこんなに簡単に書かれているのは本当に残念。どれも捉える対象は興味深いのだが、ちょっと文章的には物足りない。もっと心情的な深さがあってほしかったなと思った。
2021/06/12
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