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おまえなんかに会いたくない (単行本)

おまえなんかに会いたくない (単行本)

おまえなんかに会いたくない (単行本)

作家
乾ルカ
出版社
中央公論新社
発売日
2021-09-08
ISBN
9784120054600
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ジャンル

おまえなんかに会いたくない (単行本) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

なんともストレートなタイトルに、そしてこの装画に読む前からちょっとドキドキした。高校時代に埋めたタイムカプセルを10年後に開く同窓会の案内状が届いた。そのSNSに書き込まれたある事に思い当たるやましさを、あの頃とコロナ禍の今を行きつ戻りつしながら進む当事者たちと投稿者・岸本。この顛末は、ん~ん・・苦い思いが残った感じ。岸本の家人がずっとそばで支えていたのだと思うと、そこはホッとするも、私も聞きたい「気は済んだ?」と。人生に勝ち負けはないけれど、あの微妙な頃をどう過ごしたかは過ごした人にしかわからない。

2021/09/27

美紀ちゃん

雪下まゆさんの表紙に惹かれて読む。 スクールカーストあるある。 日本各地の因習や伝承などオカルト風の本で見た遺言墨は都市伝説なのか? そのあたりの話題の時には、どうなってしまうのか?ドキドキしながら読んだ。 女子校生の会話は、憶測が多い。 こうなってしまうと、 思春期の人間関係は残酷だと思った。

2021/10/14

よつば

暴力的なタイトル。内容もエグい。10年前に高校を卒業したクラスメイトに同窓会の案内が届く所から物語は始まる。カウントダウンを兼ね作成された同窓会専用SNSアプリに投稿されたのは「岸本李矢という子を覚えていますか」の一文。岸本をいじめていた者、長い物には巻かれろを貫いていた者、見て見ぬ振りをしていた者、其々の心情がリアルに描かれどんどん心が疲弊していく。コロナ禍を背景に人の心に巣食う悪意と毒が次々と炙り出される。「気にいらない」がいじめをしていい理由にはならない。いじめ加害者は己の罪に真摯に向き合うべきだ。

2021/09/30

pen 

高校時代、カーストエラーにより、虐め被害が増大した岸本の、10年後の同窓会を舞台に繰り広げられる復讐劇。読後、いや読中にひしひしと味わう虐める側の論理の不愉快さ。虐めの記憶すら美化されて過去を懐かしむ愚かさ。幸せを比べる物差しはないけど、支えてくれる家人がいて、あのセリフで折り合いを付けた岸本は他の誰よりもいい人生を送っていると思う。でももうちょっと 追い込んで欲しかったかも(笑)

2021/10/07

読んでいるとフツ、フツとストレスが溜まってくる。こんな高校は嫌だ。麗山高校3年6組。カーストトップの女王様、井ノ川を中心に上位・中位・下位とクラスの序列は明確だ。10年後同窓会が行われることになりクラスSNSが開設したが、そこに書き込まれた『遺言墨』という言葉。それが不吉な予感の始まりだった。とにかく登場人物の選民意識が凄くてドン引き。そして男女の区別がわかりづらい表記がストレス。withコロナ設定もストレスに拍車をかける。文章はうまいのでどう収束するかのみで読んだ。でもラストは個人的にはスッキリしない。

2021/09/27

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