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秘密結社: 世界を動かす「闇の権力」 (中公新書ラクレ 255)

秘密結社: 世界を動かす「闇の権力」 (中公新書ラクレ 255)

秘密結社: 世界を動かす「闇の権力」 (中公新書ラクレ 255)

作家
桐生操
出版社
中央公論新社
発売日
2007-09-01
ISBN
9784121502551
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秘密結社: 世界を動かす「闇の権力」 (中公新書ラクレ 255) / 感想・レビュー

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ntahima

澁澤龍彦は『秘密結社の手帖』で絢爛かつペダンチックに人類思想の地下水脈を暴き、『陰謀の世界史』で海野弘はその真偽からは距離を置きながら米国を巡る社会風俗史として秘密結社を論じてみせた。さて本書で筆者は何をしたか?巻末に主要参考文献として五頁に渡りぎっしりと書きこまれた二次/三次資料を整理・要約したとしか言えない。兎に角、ひたすら引用が続いたかと思うと筆者自身が当該秘密結社の世界的陰謀を信じているかのような断定的語りが飛び出し戸惑う。世界にはどんな秘密結社が存在するのかを手っ取り早く知りたい人に限りお勧め。

2012/01/29

そうたそ

★★☆☆☆ 様々な秘密結社と呼ばれる組織を説明する一冊。知っているものから知らないものまで、広く浅くしることができる内容である。こういうテーマはなかなか深堀する本が多い中で、気軽にその内容を知れる本として良いと思うが、Wikipediaの如く淡々と事項が並べられるような内容は、読み物としてはやや面白みに欠ける気がする。

2019/12/29

こにいせ

秘密結社は陰謀史観的な記述でしか語ることが出来ません、という「好例」。少なくとも海野弘『秘密結社の世界史』のように、秘密結社のような現象と、近代性なパースペクティブの相関関係まで論じるのが知性というもの。近代史は全部フリーメーソンを主とする黒幕が起こしている、とマジになって熱弁する姿は失笑を禁じ得ない。

2010/03/16

寝落ち6段

秘密結社、なんだかロマンがある。へえ、いろんな秘密結社があるんだな。読んでいくと、なかなかの陰謀論で、各章、矛盾がある。それぞれ結社の来歴を読んでおけばいい。陰謀に関しては、都市伝説程度な感覚でいいかもしれない。まぁでも、都市伝説が好きな自分としては、暗躍する秘密結社、おもしろい。

2013/07/15

小葉

◇ 読みながら、何度も脳裏に浮かんだ言葉は…‘胡散臭い’ それでもこの中の全てとは言わないまでも、‘本当のこと’もあるのでしょう。そう思うと、怖い。三百人委員会とやらが目標にしているというワンワールド政府構想は、『20世紀少年』とか『No6』とか『ブルータワー』を連想しました。

2007/10/05

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