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日本人だからうつになる (中公新書ラクレ 277)

日本人だからうつになる (中公新書ラクレ 277)

日本人だからうつになる (中公新書ラクレ 277)

作家
上野玲
出版社
中央公論新社
発売日
2008-05-01
ISBN
9784121502773
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日本人だからうつになる (中公新書ラクレ 277) / 感想・レビュー

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Humbaba

うつ病によって起こる最も大きな問題は,自殺である.統計上はそれは単なる自殺として処理されるのかもしれない.しかし,その原因の何割かはうつ病による病死といえるものもあるだろう.そのような事態にならないようにするためにも,うつ病に関する知識を社会全体で共有する事は意味があるだろう.

2011/11/23

issy

うつ病を取り巻く問題点を具体例を用いて指摘し、更にその背景として昔ながらの日本社会のメンタリティの影響を説く。社会の偏見や企業・行政の不備無策を非難する一方、患者自身も「うつ」に逃げ込むのでなく社会に出て行く努力が必要と主張する。厳しくはあるが、著者自身のうつ経験を踏まえてのリアリティあるアドバイスであろう。

2010/06/21

Humbaba

うつはとてもつらいものである.その病気自体の辛さもあるが,周囲から理解されにくいという別の辛さもある.昔と比べれば理解も進んだが,だからといって全員が充分な理解を持てるようになる日が来るという保証は全くない.

2012/03/06

みぃ姉

読み手の精神状態によっては反発を招きかねないとは思うけれど、「うつ病であっても、社会性を失ってはいけない」という趣旨には賛成です。追い込みすぎが良いとは思いませんが、生きていくために一定の厳しさは必要だと思います。

2011/01/15

yshigeru

うつは日本の風土病か? うつ病者も社会性をもつべし。

2009/08/06

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