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どくとるマンボウ医局記-新版 (中公文庫 き 6-18)

どくとるマンボウ医局記-新版 (中公文庫 き 6-18)

どくとるマンボウ医局記-新版 (中公文庫 き 6-18)

作家
北杜夫
出版社
中央公論新社
発売日
2021-07-21
ISBN
9784122070868
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ジャンル

どくとるマンボウ医局記-新版 (中公文庫 き 6-18) / 感想・レビュー

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クプクプ

精神科の医者と患者の歴史がよくわかる良書。トーマス・マンの「魔の山」の引用を筆頭に海外の文学を比喩に精神障害をわかりやすく紹介しています。北杜夫が山梨の精神病院で東京では見られない、症状の重い患者と接した記録は貴重です。北杜夫はよく自分のことを躁鬱病と話していましたが、この本では自分のことを正常だと書いていました。最近では企業が精神障害者を雇っていると思いますが、その方たちを理解するのに最適な一冊です。医学的にも文学的にも興味深かったです。

2022/01/15

吉田正

患者への視線が優しいね。

2021/10/06

左近

書店で見つけて発作買い。精神科医として歩み始めた若き日々を綴る。知性と教養に裏打ちされた、虚実綯い交ぜのユーモア、人間社会への鋭い観察。愉快に笑わせながらも、時折、ふぅむと考えさせる。楽しい読書時間を提供してくれた。浅学にして恥ずかしながら、『航海記』はもちろん知っていたが、『昆虫記』もあったとは。これは是非読んでみなければならぬ。ちなみに「そうか、仙台にいたからペンネームが北杜夫なのか!」と突然叫んだら「何を今更」と家族に馬鹿にされた。

2021/09/09

Shinya Fukuda

大学卒業後、慶應の医局に勤め始めその後水産庁のマグロ調査船に乗って渡航するまでの期間が描かれる。当時の精神科は黎明期で医局は奇人変人揃いだった。そのトップのM教授は絶大な権力を握っていた。本当か嘘かわからないような話が次々に出てくるが解説のなだいなだ氏によるとこれが全て本当らしい。山梨の病院の話は興味深い。70数人の患者を一人で診る、予算が少なく薬が使えない、今はこんなことないだろう。悪口ではなく真実としてもよく訴えられなかったものだと思う。

2021/09/24

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