「ダメなおじさん役似合いすぎ!」松田龍平が、貧乏で屁理屈ばかりこねて居候する残念なおじさんを演じる映画『ぼくのおじさん』
北杜夫の名作児童文学『ぼくのおじさん』が満を持して映画化され、2016年11月3日(木)から全国で公開される。北自身がモデルだという“おじさん”を演じるのは、俳優の松田龍平。風貌、雰囲気、すべてが原作から飛び出してきたかのような松田の“おじさん”っぷりに注目が集まっている。 歌人・斎藤茂吉の次男として生まれた北は、遠藤周作らと共に戦後の日本文壇を代表する作家の一人であり、芥川賞も受賞した作家だ。『ぼくのおじさん』では、そんな北の持ち前の上質なユーモアセンスが存分に発揮されている。 物語は、小学4年生の雪男が作文を書くところから始まる。題して「ぼくのおじさん」。雪男のおじさんは、家に居候している残念なインテリ。万年床でゴロゴロして、仕事は大学で週1コマ哲学を教えているだけ。貧乏で屁理屈ばかりこねて、雪男よりもお母さんに叱られている。 そんなおじさんをイケメン俳優・松田が演じることに対しては、「松田龍平、ダメなおじさん役似合いすぎ」「松田龍平主演で映画化するんだねー! 原作がなかなかにダメなおじさんだったので似合ってると思います」「映画がもう…