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北杜夫

職業・肩書き
作家
ふりがな
きた・もりお

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1927年5月1日東京生まれ。東北大の医学生時代から同人誌『文芸首都』などに作品を発表。長編第1作は54年の『幽霊』。60年には代表作となる『どくとるマンボウ航海記』、芥川賞を受賞した『夜と霧の隅で』を発表。64年には『楡家の人びと』で毎日出版文化賞を受賞。その他、主な作品に日本文学大賞受賞作『輝ける碧き空の下で』、父である齋藤茂吉の人生を描いて大佛次郎賞を受賞した評伝四部作など。2011年10月24日逝去。享年84。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1960年
『夜と霧の隅で』第43回芥川賞
1964年
『楡家の人びと』第18回毎日出版文化賞
1969年
『どくとるマンボウ青春記』第7回婦人公論読者賞
1986年
『輝ける碧き空の下で・第2部』第18回日本文学大賞 文芸部門
1998年
『青年茂吉』『壮年茂吉』『茂吉彷徨』『茂吉晩年』第25回大仏次郎賞
2001年
第5回海洋文学大賞特別賞

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「ダメなおじさん役似合いすぎ!」松田龍平が、貧乏で屁理屈ばかりこねて居候する残念なおじさんを演じる映画『ぼくのおじさん』

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 北杜夫の名作児童文学『ぼくのおじさん』が満を持して映画化され、2016年11月3日(木)から全国で公開される。北自身がモデルだという“おじさん”を演じるのは、俳優の松田龍平。風貌、雰囲気、すべてが原作から飛び出してきたかのような松田の“おじさん”っぷりに注目が集まっている。  歌人・斎藤茂吉の次男として生まれた北は、遠藤周作らと共に戦後の日本文壇を代表する作家の一人であり、芥川賞も受賞した作家だ。『ぼくのおじさん』では、そんな北の持ち前の上質なユーモアセンスが存分に発揮されている。  物語は、小学4年生の雪男が作文を書くところから始まる。題して「ぼくのおじさん」。雪男のおじさんは、家に居候している残念なインテリ。万年床でゴロゴロして、仕事は大学で週1コマ哲学を教えているだけ。貧乏で屁理屈ばかりこねて、雪男よりもお母さんに叱られている。  そんなおじさんをイケメン俳優・松田が演じることに対しては、「松田龍平、ダメなおじさん役似合いすぎ」「松田龍平主演で映画化するんだねー! 原作がなかなかにダメなおじさんだったので似合ってると思います」「映画がもう…

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注目の新刊 『見知らぬ国へ』 ダ・ヴィンチ2013年1月号

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昨年10月に84歳で亡くなった国民的作家の、単行本未収録作品のみを収めた雑文集。自身の読書歴や父・斎藤茂吉について、「どくとるマンボウ」シリーズほかの創作余話など全45編。純文学・ユーモア小説・随筆を多様に書き分けた著者の文筆家魂が感じられる。

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9/26まで書籍定価1470→350円 会社・仕事・人間関係が『「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』リリース

9/26まで書籍定価1470→350円 会社・仕事・人間関係が『「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』リリース

歌人・精神科医の斉藤茂吉の長男であり、小説家・精神科医の北杜夫を弟に持つ精神科医・随筆家の斉藤茂太氏。その彼の著書『「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』がリリースされました。

「ムカついた」「失敗した」「評価されない」など、社会生活を営んでいれば誰でも経験する「もうイヤだ!」という気持ち。しかし斉藤氏は、「もうイヤだ!」という体験は「人生の雨季」のようなもので、成長する上での良薬であると言います。

斉藤氏の人生経験や医師としての経験から、「もうイヤだ」という気持ちに対処するさまざまなヒントを紹介したこの本は、きっと心が軽くなるきっかけを与えてくれることでしょう。

■「もうイヤだ!」と思ったとき読む本/斎藤茂太/あさ出版

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憂行日記

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作家
北杜夫
斎藤 国夫
出版社
新潮社
発売日
2021-10-20
ISBN
9784103062394
作品情報を見る

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