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ノアの子

ノアの子

ノアの子

作家
エリック=エマニュエル・シュミット
高木 雅人
出版社
NHK出版
発売日
2005-06-25
ISBN
9784140054819
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ノアの子 / 感想・レビュー

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ケイ

実際に、カトリックの神父様がユダヤの子供たちを匿った例は、ベルギーやフランスでたくさんあったと思う。本来、神は1人しかおられないのだから、神を信じる者としては同じ。『民族の文化を壊してはいけない』という視点に欧州の抱える民族問題への意識を感じる。ある民族が生き延びるには、その文化が残るためのものをノアの方舟で守るということ。アイヌやインディアンやロヒンギャなどの文化のためのノアの方舟がきちんとありますようにと私も強く願う。読友さんの、ぜひ読んで下さいという一言で手に取った本。感謝。

2018/04/01

asaXD

「何が起ころうと、神の仕事が終わっていることには変わりはないということだよ。今度は人間の番なんだ。」シンプルな語りですが、いろいろと考えさせられます。

2013/06/30

ti

ナチス政権によるユダヤ人迫害の真っただ中で、子供たちをかばったベルギーのカトリック神父の話。その手の小説はいろいろな人が書いているけれど、この本は単にユダヤ人迫害の悲惨さを強調するだけではなく、人間の宗教というものに対するあり方について考えさせてくれる。迫害されるものに手を差し伸べる、神父の型に嵌らない世界観。「私たちクリスチャンってのは、ひょっとしたらセンチメンタルなユダヤ教徒にすぎないのかもしれない・・・」それが神父として正しいかどうかではない。ただ、個人的にはすごくおすすめ。

2013/05/18

ちむ

子供の主人公の語りで綴られるお話。子供の語りゆえさくさく読めるけれど、実話を基にしていて、内容は重かった。父と子と「精霊」と誤訳されていたのが残念だけど、これを機会に翻訳者さんが興味を持ってもらえればいいかなと。良書。

2009/09/12

yarake isuke

図。宗教というのは人間に生き方を提案してくれるものなんだ。96p 神は人間のすることに干渉しないんだよ。115p キリスト教徒は「思い出に生きる人」で、「ユダヤ教徒はまだ待っている人」なんだ。125p

2018/10/21

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